ぼくと、あたらしい、みずのみば（カツジ猫）

みなさん、こんばんわ

かいぬしは、いなかのいえの、かたづけの、つかれがでたのか、
まいにち、ぼんやりしています。
それでも、このまえは、わくちんを、うってもらいに、
ぼくを、びょういんにつれていきました。

ぼくの、たいじゅうは、まえより、すこしへっていて、
「よんてんいちきろ」しかなかったので、かいぬしは、
「るすばんをさせた、すとれすか、
それとも、おやつばかりたべる、しょくせいかつが、げんいんか」
と、なやんでいます。

「このくらいの、たいじゅうで、いいんでしょうか」と、
びょういんのせんせいに、かいぬしがきいたので、
せんせいは、かくにんしようとして、
ぼくのからだを、こねまわしました。
とくに、もんだいはなかったみたいです。

せんせいが、ぼくの、おなかやせなかを、もみくちゃにしていても、
ぼくが、おとなしくしているので、かいぬしは、
「あれ、いいこにしているなあ」と、おどろいていました。
そうしたら、あたまをなでていた、かんごふさんが、わらって、
「でも、ちいさいこえで、おこって、うなってますよ」と、いいました。
「やれやれ、びびりの、おまえらしいね」と、かいぬしは、
みょうに、なっとくしていました。

このしゃしんは、かいぬしが、いなかのいえから、もってきて、
おじいさんのつくえのうえに、おいている、
おおきな、はないけか、なんかです。
かいぬしが、みずをいれてくれるので、
ぼくは、このごろは、ここで、みずをのんでみています。