1. TOP
  2. 岬のたき火
  3. 日記
  4. ぼくと、おきゃくさんたち(カツジ猫)

ぼくと、おきゃくさんたち(カツジ猫)

みなさん、こんばんわ

だいぶ、すずしくなりました。
よるはさむいので、かいぬしは、ゆうべ、すとーぶを、たきました。
あたたかくて、きもちよかったです。
「ふるいとうゆを、はやくつかわないと、いけないんだよ」と、かいぬしはいって、
こんやも、すとーぶをたきたかったようだけど、
いそがしくて、わすれたみたいです。

ぼくは、まいばん、かいぬしの、ふとんのなかで、ねます。
かいぬしは、ときどき、ぼくを、ぎゅうぎゅうだきしめて、
「んー、かつじ。どーしてそんなに、かわいいのー」と、
ぼくのかおをみて、わらいながら、いいます。
あきになると、にんげんって、ちょっと、へんになるのかな。

このしゃしんは、このまえ、かいぬしが、
となりまちの、ぶんがくこうざがおわったときに、
みんなからもらった、はなたばです。
もう、かれてしまったけど、ものすごく、ごうかで、
かいぬしは、ずっと、まいにち、よろこんで、みていました。
ぼくは、どこにいるかというと、
ずっと、むこうで、あしをあげて、おけしょうをしています。
うしろすがたが、みえるとおもいます。

このまえ、かいぬしが、「ばざー」にだす、にもつをとりに、
おきゃくさんが、なんにんか、きました。
さいごに、のこっていた、おんなのひとが、
うちあわせに、はいってきて、ぼくをみて、
「まあ、かわいい」といって、なでてくれました。
うえから、てがちかづいたので、ぼくが、めをつぶると、
「ああ、びっくりさせてごめんね」といって、
したから、のどをなでて、くれました。
「もう、ほんとに、びびりなもんで」と、かいぬしは、
ぼくのことを、いいわけしていました。

きのうは、ぼくの、もとかいぬしが、きて、
「かつじー」といって、なでてくれました。
いま、かっている、にひきの、ねこは、
にほんねこっぽいらしくて、ぼくのかおをみて、
「ひさしぶりにみると、おまえは、かおのはばがひろいねえ」
と、ゆびではかって、かんしんしていました。

かいぬしも、そのあとで、ぼくのかおをみて、
「そういえば、そうかな。
でも、きゃらめるねこも、このくらいはあったような」と、
おもいだそうとしてるみたいでした。
きゃらめるさんも、ようねこの、ちが、まじっていたらしいから、
ぼくと、かおのかたちが、にているんだとおもいます。

Twitter Facebook
カツジ猫