ぼくと、くりすますつりー（カツジ猫）

みなさん、おはようございます

きのうは、さむかったけど、
またあたたかくなるらしくて、かいぬしは、
「しゅうまつの、おでかけに、きていくふくがきまらない」と、
このまえから、なやんでいます。

いろいろ、こうほのふくをだして、べっどにおいてみては、
ぼくがそのうえにねないように、
いそいで、くろーぜっとに、かたづけています。

でもきっと、いつものように、
ぎりぎりになって、いきなりそのへんの、てきとうなふくを、
てきとうにきて、でかけちゃうんじゃないかな。

かいぬしは、はやばやと、くりすますつりーをだして、
へやの、まりあさまのちいさいおきものがあるたなに、かざりました。
まえに、いなかのいえにかざっていた、つりーらしくて、
おおきな、きんいろと、ぴんくのたまと、
しろい、ゆきみたいなもーるが、ついています。

ぼくは、きょうみがあったので、たなにのぼって、
もーるをてんけんしました。
「あー、おまえ、それすきそうねえ」と、
かいぬしは、しんぱいそうでしたが、
ぼくは、そのまま、なにもしないで、
そのあともちかづかなかったので、かいぬしは、
「これだから、おまえとくらすのは、らくなんだよねえ」と、
よろこんでいました。

「でも、なんにちか、いえをあけるときは、
おまえ、むかついて、いたずらするときがあるから、
つりーは、げんかんに、だしておこうかな」と、
かんがえをめぐらせていました。

ぼくは、ふつかぐらいなら、がまんするけど、それいじょうになると、
かーてんに、おしっこをかけたり、
それなりの、こうぎをすることにしています。
むねがつまって、おにわではいたりすることもあります。
「がらすのしんぞうだからねえ」と、かいぬしはいいます。

かいぬしが、ずっとぼくの、めに、さしてくれていた、
「いんたーふぇろん」が、せいぞうちゅうしになったみたいで、
けさ、さいごの、にてきを、りょうほうのめに、さしてくれました。
かいぬしは、これで、ぼくのえいずがなおったのかもしれないとおもっていて、
できたら、ずっとつかいたかったらしいんだけど、
「あとは、じりきで、がんばるんだよ」と、
けさ、ぼくに、いいきかせました。

どんなびょうきも、すとれすが、いちばんわるいんだから、
ぼくをだいじにして、ずっといえにいてほしいです。