ぼくと、だいせんぱい(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
かいぬしは、このまえ、ぼくを、しみじみとみて、
「らいねんで、おまえは、きゃらめるを、おいこすのか。
かれは、はっさいで、しんでしまったからなあ。
あのころは、しろねこの、みるくもいたから、
けっきょく、わたしと、ひとつやねのしたで、
ふたりだけで、くらしているのは、おまえがいちばんながいのか。
いやだねえ」
と、へんなぐちをこぼしていました。
でも、そのすぐ、あとで、
「あっ、とんでもない。しょだいねこの、おゆきさんは、
わたしとふたりで、じゅうろくねん、くらしたんだった。
おまえ、それにおいつくのは、なかなかだろうね。
だいいち、わたしも、そこまでながいきできるものやら」
と、わらっていました。
じゅうろくねんって、あと、はちねんだろ。
らくしょうじゃんか。d(゚ε゚*)
このしゃしんの、ぼくをみて、あるひとは、
「こんな、おおきいべっどを、ひとりじめして、
しあわせだなあ」といって、
べつのひとは、「いつものことだけど、
ぜったい、ふこうそうなかおしてますよね」
と、いいました。
「なにが、ふまんなんでしょうねえ」と、
かいぬしと、ふたりで、かんがえたそうです。
「あるいみ、めっちゃ、おまえらしいしゃしんだね。
この、めつきといったらもう」と、かいぬしはいって、
「そういえば、おゆきさんが、
これと、おんなじかっこうをしているしゃしんがあったなあ。
こんど、くらべてみよう」といいました。
ぼくも、ちょっと、きになるので、
はやく、みたいです。