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ぼくの、あたらしい、ぽーず(カツジ猫)

みなさん、こんにちわ

きょうは、むしあついなあとおもっていたら、
さっきから、あめが、ふりはじめました。
あめのおとを、ききながら、
ぼくは、べっどに、ねています。

かいぬしは、ちょっとしごとが、いちだんらくしたらしく、
「ひとやすみー」とかいって、でれでれしています。

ぼくは、このごろ、あたらしい、ねかたを、かいはつしました。
うでを、かたっぽ、まえにたらすのと、
あたまをそらして、くびがないみたいに、あおむけになるのと、
こんかいのは、それにくわえて、
うしろに、いっぽんだけ、あしをのばして、ねる、ねかたです。

「やめてよ、もう。くびがないのも、びっくりしたけど、
あしがなくなったとおもうのも、ぎょっとするから」と、
かいぬしは、ぼやいています。

かいぬしは、このまえ、ひさしぶりに、まちにいって、
「ねこかふぇ」を、そとからのぞいたら、
がらすどのなかに、こねこのときに、みた、ひょうがらの、
「わるお」という、おすねこがねていて、
ものすごく、おおきくなっていたそうです。

「じゅっきろぐらい、あるんじゃないだろうか。
それにつけても、うちの、かつじは、
どうして、いつまでも、ふとらないで、すかすかっぽいんだろう」と、
かいぬしが、そのあと、びよういんで、なげいたら、
びようしの、おとこのひとは、
「やっぱり、きがよわいからじゃないですか。
いろいろ、びくびくしてるから、ふとるひまがないんですよ」と、
いったそうです。

「そうかもしれないねえ」と、かいぬしは、なっとくして、
「こねこのときの、たいけんとかいうより、
もうこれは、うまれつきなんだろうねえ」と、
ぼくをなでながら、ためいきをついていました。

こんげつの、おわりごろ、まちのでぱーとで、
ねこの、てんらんかいが、あるそうです。
「みにいこうかな」と、かいぬしは、いっています。
「かおのよさでは、おまえは、そんなに、まけないだろうけど、
かんろくや、ぼりゅーむでは、ぜんぜん、かなわないんだろうな」と、
ぼくをみて、いっていました。

ぼくが、ふとったら、からだにわるいといって、
きっと、きにするくせに、
かいぬしこそ、いろいろ、かんがえすぎだと、おもいます。

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カツジ猫