ぼくの、あたらしい、まいごふだ(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
かいぬしは、きょう、しめきりのしごとを、やっとすませて、
よろこぶかとおもったら、
「いえも、にわも、すっかり、ちらかってしまった。
ようするに、かいてきに、くらせるよう、
ちゃんと、かじをしていたら、
べんきょうするひまは、ぜんぜん、ないってことだな」
といって、おちこんでいます。
こまったものだと、おもいます。
このまえの、よるは、むしあつくて、がまんできないといって、
ちょっとだけ、えあこんをいれていました。
すずしくて、きもちがいいので、
ぼくが、そのまえの、いすに、ねていたら、
「よくわかるねえ」と、かんしんされました。
でも、ぼくが、ねているのを、うえからみて、
「やっぱりおまえ、やせてるなあ。
おなかはまだ、なんとか、もりあがってるけど、
おしりは、もうちょっと、にくがついてもいいのに」といって、
ぼくを、うえから、おしてみていました。
このしゃしんは、ぼくが、にわの、たなのうえで、
ねているのを、とったものです。
このまえ、あたらしくしてくれた、くびわと、まいごふだが、
ちゃんと、みえるとおもいます。
くびわは、どこかの、みんぞくが、あんだらしい、
じょうとうの、ぬので、できていて、
あかや、みどりの、いろが、まざっています。
やわらかくて、きもちがいいけど、
そのぶん、まいごふだが、たれさがってしまうので、
ごはんをたべていると、うつわにあたって、
かたかた、おとがします。
「やっぱり、かたい、くびわのほうが、いいかな」と、
かいぬしは、いっていましたが、
ぼくが、きにするようすがないので、
「ま、いっか」と、そのままにしています。
このごろ、かいぬしが、わりとよく、いえにいるので、
ぼくは、まんぞくしています。
でも、まいあさ、ぶらしをかけるのは、ちょっといやです。
くびのところとか、すこしだけなら、きもちがいいんだけどな。