ぼくの、おこった、こえ(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
かいぬしは、あした、おきゃくさんが、くるというので、
うえのいえを、なんとか、かたづけたみたいです。
きのうも、きょうも、うえのいえにいって、はたらいていました。
ぼくは、かなあみのなかから、みていたけど、
このごろ、にわの「きんもくせい」が、のびてきて、
うえのいえの、げんかんがみえないので、
かいぬしの、けはいがわからず、いらいらしました。
なんどか、ないたけど、かいぬしのへんじがないので、
はらがたってきて、「にゃんっ」と、みじかくないたら、
しげみの、むこうで、かいぬしが、ふきだしたのが、きこえました。
そのあと、かいぬしは、したのいえに、きて、
「にゃんっ」と、ぼくの、おこった、なきごえのまねをして、
ぼくを、だいて、もみくちゃにしました。
このしゃしんは、このまえ、ぼくが、かなあみのそとの、にわにでたときのです。
このごろは、かいぬしは、いそがしいらしくて、
そとに、だしてくれません。
ちょう、つまらないです。
このごろ、また、すこし、さむくなったからか、
ぼくの、けは、また、あまり、ぬけなくなりました。
かいぬしは、ときどき、ぼくをだいて、
「はるは、なのみの、かぜのさむさや、
ねこの、ふゆげも、ぬけるじきだが、
ときにあらずと、まだはえたまま
ときにあらずと、まだはえたまま」
と、はなうたを、うたっています。