ぼくの、このみはかわる(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
かいぬしの、かぜは、だいたいよくなったようだけど、
「つい、たいちょうがよくなったから、むりをしてしまって、つかれるのよね」と、
わけのわからないことを、いっています。
そして、きょうは、いちにち、でかけていて、
おひるにたべた、おべんとうが、おおすぎて、
まだ、おなかがへらないので、どうしようかと、いっています。
かいぬしは、ぱそこんのまえの、いすのよこに、
おなじいすを、もうひとつ、おいていて、
ぼくが、よる、にゃあにゃあいって、ちかづいていくと、
だいて、そこにのせてくれるけど、
ぼくは、すぐとびおりるので、
「なにが、きにいらないのかな。おなじいすなのに」
と、いつもいっていました。
かいぬしが、いつも、つかう、ぱそこんのまえのいすには、
ぼくは、よく、ねていて、かいぬしは、しごとができないので、
「どこがちがうの、そっちでねていたら、
わたしも、しごとをしながら、なでてやるのにさ」とかいうけど、
なんとなく、ぼくは、かいぬしが、いつもつかういすにしか、
ねませんでした。
でも、このまえ、となりのいすでねてみたら、わりと、いごこちがよかったので、
このごろは、よるも、よく、ひとりで、ここに、ねています。
「どういう、しんきょうの、へんかなんだろうね」と、
かいぬしは、ふしぎがっています。
かいぬしは、このごろ、ぼくの、はながつまって、いびきをかいたり、
なみだがでて、めがよごれたりするのを、なおすのに、
はなのよこや、おでこを、まっさーじしたらいいと、きいてきて、
よく、ゆびで、ぼくのはなのよこや、めのうえを、おしてくれます。
わりと、きもちがいいので、ぼくは、だまっています。
そろそろ、よるが、さむくなって、
かいぬしは、はねぶとんを、だそうかと、かんがえているようです。
ふわふわして、きもちがいいから、
はやく、だしたほうがいいと、ぼくも、おもいます。