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ぼくの、ひなんじょ(カツジ猫)

みなさん、こんばんわ

きょうも、すごく、あつかったです。
かいぬしは、「なにも、するきがしない」といって、
べっどに、のびていました。
そして、うえのいえの、うらのがけに、
へいをつくっている、わかいひとのことを、
「あつさで、しんでないと、いいけど」と、しんぱいしていました。

ぼくは、このごろ、かいぬしのつくえのよこの、
いすのしたにねています。
かいぬしは、それをしゃしんにとろうとして、
「うまくとれないなあ」と、なげいていました。
やっと、とったのが、これだけど、
「ぜったい、なんだかよくわからないよね」と、
かいぬしは、いっています。

このまえのあさ、かいぬしが、そとにでていて、
げんかんをあけたので、ぼくは、でていって、
いつものように、うえのいえの、もんのところの、
うえこみを、てんけんにいこうとしたら、
かいぬしが、もっていた、かいものぶくろを、
ぼくにかぶせて、ぼくをなかに、いれようとしました。

ぼくは、ていこうして、あしを、ふりまわして、
ふくろから、にげだしました。
「なあんだ、ふくろにはいって、
わたしが、さげてまわったら、おもしろかったのに。
むかし、いた、きゃらめるは、
すーぱーのふくろに、はいりたがるから、
いれてやって、さげてあるいたり、
かべにかけておいたりしたけど、
へいきで、はいっていたのに」
と、かいぬしは、わらっていました。

そんなことをされて、へいきでいるなんて、
きゃらめるさんは、だいたんというより、
どんかんだと、ぼくは、おもいました。

すっかり、きぶんをそこねたので、
ぼくは、いつものように、そのへんを、あるくのもやめて、
はやあしで、さっさと、いえに、はいりました。
「あれー、ちょっと、おまえー」と、かいぬしは、おどろいて、
「そうかー、いざというときには、
やっぱり、おうちが、ひなんじょなんだね」と、いっていました。

かいぬしは、しごとはいっぱいあるけど、こんやははやくねて、
あすに、かけるそうです。
ぼくも、そろそろ、ねようかとおもいます。
おやすみなさい。

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カツジ猫