ぼくの、ひるまの、おめめ(カツジ猫)
みなさん、こんにちわ
きょうは、すごくいいてんきです。
かいぬしは、「たいちょうが、いまいち」とかいって、
べっどで、ごろごろ、なまけています。
ぼくは、かいぬしが、べっどにいると、うれしくてたまらないので、
すぐ、そばにいって、すこしはなれたところで、まるくなったり、
しかくになったりして、くつろぎます。
かいぬしのうえに、のることもあるけど、
すぐ、おりて、そばにねます。
べっどのうえは、せんめんじょと、ろうかのあみどを、
かぜがふきぬけていくので、あついひでもかいてきで、
さいこうなのだけど、かいぬしは、しばらくすると、
「さてさて」とかいって、おきあがって、しごとにかかるので、
ぼくは、ちょっと、つまりません。
きょうも、いまから、かたづけしごとだそうです。
「せんたくはすませたし、あすからは、またあめらしいし、
きょうは、いろいろと、けっせんのときだからね」と、
かいぬしはいっています。
ふーん。
ぼくは、だいすきなものでも、じわっとしか、たべはじめません。
かいぬしは、「くちに、けっかんがあるのかしら」とか、
「ただ、きむずかしいだけかもしれない」とか、いいながら、
「えさをだしたとたんに、ぱくぱくぱくとたべるすがたをみたいものだね」と、ときどきなげきます。
このまえ、「ちょっとは、こっちが、たべやすいかな」といって、
いつもより、こつぶの、じょうとうの、どらいふーどを、くれました。
おいしかったので、ぼくは、よろこんで、たべました。
「きにいって、ほっとしたよ」と、かいぬしはいいました。
「『けだまたいさく』もしてあると、はこにかいてあったから、
おまえが、けをのみこんでも、ちょっとはいいかもしれないし」とか、いいながら、
「でも、けだまたいさくって、どんなんだろうね。
こんど、ねっとで、しらべてみようか」と、いっていました。
ぼくは、いまから、このしゃしんのてまえに、ちょっとみえている、
ろうかのいすで、おひるねをしようとおもいます。
ひるまは、あかるいので、ぼくのめは、
こんなふうに、たてに、ほそくなります。