ぼくの、やらないこと(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
きのう、うちに、おきゃくさんが、きました。
わかい、おんなのひとでした。
かいぬしが、つくえのうえの、くだものを、かたづけたので、
おさらのうえの、かごが、あいていました。
このしゃしんの、うしろにみえる、
りんごのはいっている、かごです。
きれいな、やわらかいかみもしいてあったので、
そこにねてみようと、のってみたら、
ぼくには、ちいさくて、おさらがぐらぐらして、
ぼくは、あわてて、にげたけど、
かいぬしと、おきゃくさんは、それをみて、わらっていました。
ぼくは、つまらなかったので、
このしゃしんとおなじ、かっこうで、
はんたいがわの、かどに、はりついて、
ふたりに、おしりをむけて、はらばっていました。
かいぬしは、「あらー、きずついてる」といって、
おきゃくさんも、またわらっていました。
ばかにされたのは、くやしいけど、
おやつはくれたから、まあいいです。
かいぬしは、このまえ、ねっとで、ねこのきじをよんでいて、
「あー、そういえば、おまえは、ねこが、だいすきなひとだけにするという、
『さいれんと にゃおん』をしないのね。
くちだけあけて、こえをださないで、なく、あの、なきかた。
うちのねこたちは、みな、よくしてくれていたのに。
わたしのことが、すきじゃないのか。
そんなことは、ないでしょう」
と、へんに、じしんを、みせていました。
そのあとで、ぼくが、おやつをもらうとき、
つくえのうえで、くちをあけたので、
かいぬしは、ちょっとよろこんだけど、
ぼくが、あくびをしただけだったので、
「こいつ、きたいをもたせやがって」と、
りょうてで、ぼくのかおをはさんで、もみくちゃにしました。
ぼくにだって、いろいろと、つごうってものがあるんだい。