1. TOP
  2. 岬のたき火
  3. 日記
  4. ぼくは、かいちょう(カツジ猫)

ぼくは、かいちょう(カツジ猫)

みなさん、おはようございます
(もうおひるだよ、と、かいぬしがいっています)

ぼくは、いちおう、げんきです。
このまえ、おなかをこわして、はいたりしたけど、
もう、よくなりました。
かいぬしは、まいあさ、ぼくのといれの、すなばを、ほりかえして、
かたいうんちがないか、さがしていて、
みつかったら、「おー、げりは、よくなったか」といって、
よろこんでいました。

「びょういんにいったら、おかねがかかるからねえ」
といってたから、ぼくのからだというよりも、
そっちが、しんぱいだったんじゃないかな。
きのうと、きょうは、ぼくの、おちんちんが、はれてるのか、
だにがついてるのか、くべつがつかないと、さわいでいて、
「だにだったら、『す』で、ふいたら、にげるらしい」といって、
てぃっしゅに、「す」をつけて、ふこうとして、
「やっぱり、おちんちんかな。しかも、だいたいよくなってるみたいだし」
といって、やめました。
あぶないところでした。

「どうせ、わくちんのおしらせも、きていたから、
あすあたり、びょういんにいこうかね」と、いっています。
また、おいしゃさんに、うなって、おどかしてやろうかな。

きのう、にわのていれにきている、わかいひとが、
かえりぎわに、かなあみごしに、ぼくをかまっていて、
くしゃみをしました。
ぼくは、びっくりして、とびのいて、しゃあしゃあ、おこりました。
「へー、そんなことできるんだ。
ふーとか、しゃーとか、あんまりいわないと、おもってた」と、
かいぬしは、あとできいて、わらっていました。

ぐあいがわるかったころから、ぼくは、この「くろーぜっと」が、きにいって、
さいきんは、いつも、ここで、ねています。
まどから、そともみえるし、
ぱそこんのまえの、かいぬしも、みえるし、いいきぶんです。

かいぬしも、ここはすきで、
いそがしくても、つい、すわって、ほんをよんでしまうみたいです。
「うえのいえの、にかいにも、こういうばしょをつくりたいけど、
そうすると、そこにかけている、ようふくを、おおはばに、しょぶんしなくてはならない」
と、かいぬしは、なやんでいます。

けさは、あさから、かたづけをしていて、
ごみをだすのに、おくれたといって、くさっていました。
いまから、じゅぎょうのじゅんびをして、
りょうりを、つくるそうです。
ぼくの、おさしみは、かってきてないのかな。

Twitter Facebook
カツジ猫