ぼくは、くーる(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
かいぬしは、なんかいろいろ、かたづけをして、つかれたようで、
「ううん、よるとしなみには、かてない」といって、
べっどで、だらだらしています。
それでも、きょうは、おおきな、ゆりのはなをかってきて、
へやの、まんなかにおいて、
「いいにおいだね」と、よろこんでいました。
いなかのいえから、もってきた、においぶくろをげんかんのかべにかけたら、
げんかんも、いいにおいがするといって、まんぞくしています。
ぼくは、それよりも、そとにでたいので、
いつもこうやって、げんかんのどあのまえで、あぴーるします。
すごく、おもくて、りっぱな、どあなので、かいぬしは、
「いつか、まちがって、おまえをはさみそうで、こわいったらない」と、
いつも、しんぱいしています。
でも、「このしゃしんは、なんだか、はーどぼいるどふうで、
かっこいいじゃないか」と、かいぬしは、いっています。
「このどあは、ちょっと、おもくるしくて、いやだったけど、
こうしてみると、なかなかいいね」と、
どあまでも、みなおしていました。
このごろ、かいぬしは、おそくまでかえらなかったり、
ぜんぜん、かえってこなかったりすることが、おおいです。
ぼくは、そとのにわの、かなあみのなかで、まっていたり、
いえのなかで、ねていたりします。
まえは、かいぬしが、かえってきたら、
ゆかに、ころころして、かんげいしたけど、
このごろは、しらんかおをしているので、かいぬしは、
「そうとう、おこってるんだな」といっています。
きょうは、ぼくを、ひざにのせて、ぶらしをかけてくれました。
ぼくのけは、さいきん、ぬけはじめて、
いっぱい、ぶらしに、けがつきました。
でも、ぼくが、とちゅうで、おこって、あばれたので、かいぬしは、
「はいはい」といって、やめました。
また、ぼくが、ねむっているときとかに、
ぶらしをかけるつもりなんだとおもいます。
そうかんたんに、いかないからな。