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ぼくは、こわがらない(カツジ猫)

みなさん、こんばんわ

かいぬしは、きょう、いちにちじゅう、せっせと、いえを、かたづけていました。
ぼくが、べっどで、ねていると、ろうかの、おしいれから、
しまっていた、こたつをはこびだして、
くろーぜっとに、もっていきました。

こたつの、あしが、ぼくのねている、すぐうえを、とおっていったけど、
ぼくが、にげもしないで、そのまま、ねていたので、かいぬしは、
「おっ、どきょうが、よくなったなあ。
それとも、わたしを、しんらいしているのかな。
どっちにしても、けっこうなことだ」と、まんぞくしていました。

そのあと、かべに、くぎを、がんがんうって、えも、いろいろと、かけかえて、
やまのような、くつしたや、したぎを、かたづけて、
「ようは、けつだんりょくなんだよ」と、いいながら、
たまっていた、しょるいを、よりわけて、たくさん、すてていました。
でも、いくつか、もうずっとまえに、
へんじを、ださなくてはいけない、しょるいが、みつかったらしくて、
「げっ」といって、かたまっていました。

うえのいえからも、すわりごこちのよさそうな、いすを、ひとつもってきて、
くろーぜっとに、おいたので、
ぼくは、さっそく、たんけんにいって、しばらく、ねていました。
でも、やっぱり、いつもの、べっどのうえが、よくて、
おもに、そこで、ねています。

きょう、かいぬしが、おかあさんと、てれびをみていたら、
あかちゃんを、かわいがる、いぬや、ねこが、
たくさんでてきたそうです。
あかちゃんが、しっぽをぐいぐい、ひっぱっても、
おこらないで、がまんしているねこが、なんびきもいたそうです。
「おまえには、ぜったい、むりだね。
あんなことされたら、すぐ、かみつくだろ」と、かいぬしは、ぼくに、いいました。

ぼくも、あかちゃんなら、がまんするかもしれないけどな。
あかちゃんは、しっぽを、ひっぱっても、
ぶらしを、かけたりは、きっと、しないもん。

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カツジ猫