ぼくは、ごきげん（カツジ猫）

みなさん、こんばんわ

このしゃしんは、このまえ、かいぬしが、いえを、もようがえしたときに、
おくにあった、てーぶるを、いりぐちのほうにだして、
おじいさんのつくえと、べっどのまえのちいさいつくえの、
あいだにおいたので、あるいたり、のったりするばしょがひろがって、
ぼくが、すごく、ごきげんになっているところです。

「あのー、おまえのねばしょを、つくったわけではないのですが、せんせい」
と、かいぬしは、よくわからない、けいごをつかって、ぼくのかおをみながら、
ぼくの、よこのつくえのうえで、ごはんをたべたり、ほんをよんだり、
けつあつをはかったりしています。

かいぬしは、「あんまり、しごとをしないのも、いかがなもんかね」と、いって、
きょうは、でぃーびーでぃーをみながら、べっどのうえで、
うえのいえから、もちこんだ、がらくたの、せいりをしていました。
ふるい、しょるいとかが、いっぱいあって、
てがよごれて、きがめいると、ぼやいたりしながら、
かみぶくろの、なかみを、しわけしていました。

さっき、おもしろいから、からになった、かみぶくろにはいろうと、したら、
がさがさ、おとがして、かいぬしが、みにきたので、
ぼくはいそいで、にげました。
「なにをそう、あわてているの。
おまえ、みょうに、つみのいしきがあるのが、わらえるよ」
と、かいぬしは、いいました。

ぼくは、このごろ、なんだかちょっと、やるきになって、
あっちこっちに、おしっこを、とばしてみました。
かいぬしは、あとになって、それにきづいて、
「おまえの、おしっこは、せいめいりょくが、うすいからか、
においが、ほとんどしないから、ずっと、きづかないのよね。
まあ、においが、きついよりはいいけど、
これも、よしあしだね」と、いいながら、
かべや、たんすを、ふいています。

かいぬしは、ぼくが、おけしょうをなまけていると、
「だめじゃない」といいながら、ゆびで、ぼくの、めのふちの、
なみだの、よごれをふいてくれます。
でも、たいていのとき、そのゆびを、
ぼくのせなかで、ふいていくのはやめてほしいです。
てぃっしゅというもんが、あるだろうが。

「じゅえきしゃふたんの、ほうそくといってね。
じぶんのよごれだから、じぶんでなめなさい」と、
かいぬしは、ぼくにいっています。