ぼくは、そとにでたい（カツジ猫）

みなさん、おはようございます

このごろ、きゅうに、またさむくなって、かいぬしと、ぼくは、ふるえています。
ぼくが、きのう、ごはんを、べっどのうえに、はいたので、かいぬしは、
「たいちょうが、わるいの。かぜでもひいたかい」と、しんぱいしました。
べつに、そういうわけでもなかったので、かいぬしは、あんしんして、
けさ、ぼくがよごしたもうふを、せんたくして、
ひさしぶりに、じぶんのおかずも、りょうりをして、
「うん、ちょっとだけ、にんげんに、もどったかんじ」といっています。

ぼくは、また、ちゃんすがあれば、
そとにでたいと、おもっています。
うろちょろしていた、こねこたちも、すっかり、おおきくなって、
えらそうに、となりのいえのやねで、ねたりしています。
なまいきだから、やっつけたいです。
「おまえ、どうせ、そうぐうしても、すぐ、まけて、にげてくるんでしょ」と、
かいぬしはいうけど、そんなことは、わかりません。

このしゃしんは、ぼくが、げんかんのどあのまえで、
だしてくれないかと、みあげているところです。
「すごいね、くびが、さかさまについてるみたいじゃないか」と、
かいぬしは、しゃしんをみて、かんしんしています。

「りっぱな、おにわがあるんだから、がまんしなさい」と、かいぬしはいって、
「おまえをすきな、おんなのせんせいが、
ときどき、おとなりにきたときに、おまえが、にわにいないか、みて、
すがたがないと、がっかりしてるってよ。
ふぁんさーびすも、しないとだめよ」と、いいました。

おにわの、うめのきの、うめは、ちったけど、
こんどは、また、しろい、ちいさいはなが、さいています。
「すのーどろっぷ」というらしいです。
ゆりも、また、はえてきました。
「うえに、のっかって、おるんじゃないよ」と、
かいぬしに、いわれています。

きょうは、すこし、あたたかそうだから、
また、にわにでてみようかな。