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ぼくは、たいみんぐが、わるい(カツジ猫)

みなさん、こんばんわ

かいぬしは、きょうは、あさから、よくはたらいて、
「つかれたから、ねるぞー」といいながら、ぱそこんを、うっています。
ぼくは、ほんとうは、かいぬしの、すわっている、いすに、すわりたいんだけど、
せんりょうされているので、すわれません。
つまんないの。

きょう、また、わかいおとこのひとが、にわの、かたづけにきていて、
ゆうがたまで、はたらいていました。
ぼくは、じぶんのにわの、かなあみのなかから、みていました。
ゆうがたになって、そのひとが、かえるとき、
ぼくは、かなあみにとまった「が」をつかまえようとしていて、
つめが、かなあみに、ひっかかって、とれませんでした。

そのひとは、はずしてくれようとしたけれど、
ぼくは、あわてたので、つめをひっこめる、たいみんぐがわからず、
しゃあしゃあ、おどかして、やっとつめがはずれたので、にげました。
かいぬしは、あきれたというかおをして、
「おまえったら、いつも、つめをひっこめそこねるんだから」といって、
あとで、いえのなかで、ぼくをだいて、
つめが、どうもなっていないか、しらべていました。
ぼくはもう、わすれていたんだけど。

かいぬしは、おおきな、あおい、あじさいのはちをかってきて、
くろーぜっとのなかに、おきました。
そこには、おかあさんの、いはいをおいているので、
ははのひの、ぷれぜんとらしいです。
「いたずらするんじゃないよ」と、いわれました。

かいぬしのおかあさんは、いなかのいえで、
にわに、まよいこんで、しにかけていたぼくに、
ぱんをくれて、いきのびさせてくれた、おんじんだから、
ぼくも、いたずらなんか、しないもん。
したって、おかあさんは、きっと、おこらないもんね。

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カツジ猫