ぼくは、たちなおる（カツジ猫）

みなさん、おはようございます

このまえ、ぼくは、ろうかのいつものねばしょのよこの、
はちうえを、ひっくりかえしました。
「もう、かれていたからいいのよ」といって、
かいぬしは、おこらなかったけど、
なんだかしょっくで、ぼくは、そこに、ねにいかなくなりました。

そこにあがれないと、つくえのむこうにある、
かごのなかの、ねばしょにも、はいれません。
なんだか、いばしょが、すくなくなって、
つまらないなとおもっていたら、
けさ、ごはんのあとで、ぼくが、かいぬしの、かきものをしている、
つくえのうえに、あがっていって、にゃあにゃあないたら、
かいぬしは「はいはい、つまらないよねえ」といいながら、
ぼくをだいて、ろうかのつくえのうえの、
ねばしょに、おいてくれました。

「はい、なにも、かわったところはないでしょ。
はちうえは、かみつかないからね。
あんしんして、ねなさい」といったけど、
そのまま、いうことをきくのも、おもしろくないので、
ぼくは、とびおりて、よそにいきました。

かいぬしは、きにしないで、しごとにもどったけど、
さっき、ぼくが、まえのように、
はちうえのよこの、もうふのうえで、まるくなっているのをみて、
「おっ」といって、よろこんでいました。

かいぬしは、きょうも、いえのかたづけと、
げんこうかきに、はげむそうです。
「ひとづきあいを、どんどんへらしたから、
にんげんのことばを、わすれそうだわ」と、
なんだか、うれしそうにいっていました。
ねこごは、まだ、むりだろ。
にゃあ。ψ(*｀ー´)ψ