ぼくは、ちょっと、ふり(カツジ猫)
みなさん、こんにちわ
けさは、いいてんきです。
かいぬしは、「そろそろ、いいか」といって、
ふゆの、せーたーを、なんまいか、せんたくして、ほしました。
きのう、ぼくは、ちょっとだけ、そとにだしてもらいました。
うえのいえにいく、みちの、もんのところに、
おおきな、きいろい、すいせんのはなが、さいていました。
ぼくが、はなを、ちぇっくしていると、かいぬしは、
「しまおは、いつも、そのへんをあるいていたっけねえ」と、
ぼくをみながら、いっていました。
にわで、えさを、もらっていた、そとねこの、しまおは、
きょねんのくれに、だいくさんが、うえのいえの、こうじをしていたころに、
けがをして、ちかくのいえのにわで、しんだらしいです。
かいぬしは、しまおのことを、おもいだすのか、
このごろ、あまり、ぼくをかわいがってくれません。
ぼくが、にゃあにゃあ、あまえにいくと、
「なんで、おまえだけが、こんなに、しあわせなんだろ」
と、ためいきを、ついています。
ぼくだって、いろいろ、くろうもしたんだし、
しまおも、まいにち、あんなに、ごちそうをもらってたべていたんだから、
もんくはないだろうと、おもうけど、
しんだやつには、かてないもんな。
きのう、かいぬしは、ぼくに、ぶらしをかけてくれました。
でも、まだあまり、けがぬけないので、
「ころもがえは、まだかな」と、いっていました。
くびのあたりを、すいてもらうと、
わりと、きもちが、よかったです。