1. TOP
  2. 岬のたき火
  3. 日記
  4. ぼくは、なにかたべたい(カツジ猫)

ぼくは、なにかたべたい(カツジ猫)

みなさん、こんばんわ

かいぬしが、かいているように、ぼくは、きのう、
ぐあいがわるくなって、みずばかりのんでいました。
かいぬしは、しんぱいして、ぼくをびょういんにつれていきました。
ぼくは、おこって、おいしゃさんたちに、だいぶ、すごんだけど、
ちゅうしゃをしてもらったので、はきけはおさまりました。

ぼくてきには、いまはもう、ぜっこうちょうで、
ごはんもいっぱい、たべたいけど、
かいぬしは、「もうちょっと、がまんして」といって、
ちょっぴりずつしか、えさを、くれません。

ぼくがいつも、みずをのんでいた、がらすの、かびんも、かたづけて、
おさらに、すこしだけ、みずをいれてくれています。
おいしくないきがして、ぜんぜん、のまなかったら、
かいぬしは、しんぱいして、びょういんに、でんわしていました。
「そのうち、のむでしょう」と、いわれて、あんしんしたみたいです。

あしたは、ちゃんと、ごはんを、くれるのかな。
ぼくが、かいぬしの、かえりをまって、にわにでていたら、
おとなりの、ごしゅじんが、
「きょうはずっと、そとにいますよ」と、かえってきた、かいぬしに、おしえて、
かいぬしは、「じつは、いま、ぜっしょくちゅうなんです」と、せつめいしていました。
「でも、なきごえは、げんきなようだけど」と、ごしゅじんは、いっていました。

「やっぱり、なまの、おさしみは、やめておこうね」といって、
かいぬしは、ひときれだけ、ぼくのぶんを、なべで、にてくれました。
いつもは、にたのは、たべないけど、きょうは、おなかがすいてたので、
ぼくは、それをたべてしまいました。
「これをきっかけに、このみが、かわるかな」と、かいぬしは、
すこし、きたいしているようでした。

このしゃしんは、げんかんのどあが、あいたときに、
とびだそうとして、はさまれそうになった、ぼくです。
「まったく、びっくりばこじゃあるまいし」と、かいぬしは、
どあを、あけるたびに、なげいています。

かいぬしは、いろんなげんこうの、「ほうこうが、みえない」と、
いろいろ、なやんでいるみたいです。
「なにか、きまったら、さっと、かけるのだけど、
ぽいんとになる、ことばが、みつからない」とかいって、
まいにち、だらだらしています。

ぼくのめからは、ただ、なまけているようにしか、みえないけど、
おしごとは、なんか、いろいろ、たいへんそうです。
でも、「ねこのても、かりたい」とか、いわないところは、
ちょっと、りっぱです。

Twitter Facebook
カツジ猫