ぼくは、にわで、のびる(カツジ猫)
みなさん、こんにちわ
きょうも、すごく、あついです。
かいぬしは、けさ、ぼくをつかまえて、
あたまのてっぺんから、しっぽのさきまで、
ぶらしをかけました。
ずっと、けをすいてなかったので、
しろいけが、こしのところに、いっぱいたまって、
「ばれえの、いしょうみたいやん」と、かいぬしにいわれました。
「こねこがいっぴき、できるぐらい、たくさんのけがとれた」といって、
かいぬしは、まんぞくしていました。
きもちがよかったけど、そのあとで、ねていたらまた、
「いくらでも、とれるなあ」といって、なんども、ぶらしをかけるので、
ぼくもだんだん、いやになって、かいぬしの、てや、あしに、
かみついて、ひっかきました。
そのあと、べっどで、ながくなって、ねました。
「また、すいてあげようね」と、かいぬしはいっています。
どうしようかな。
かいぬしが、でかけると、いえのなかは、あついので、
ぼくは、にわにでて、たなのうえで、ながくなります。
「あーあ、よくそんなに、とけたみたいに、のびてられるね」
と、かいぬしは、そとからみて、いっています。
このまえは、おとなりの、ごふうふと、ぼくを、うしろからみて、
「どうみても、ぞうきんですね」と、わらっていました。
ちゃんと、ぜんぶ、きこえてるんだからな。