ぼくは、ぱふぇ(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
かいぬしは、このところ、にわに、はなをうえるのに、
むちゅうになっているみたいです。
きょうは、ぼくの、いつもいる、
かなあみのなかの、にわにも、
あかと、しろの、ちいさいはなをうえました。
そのあとで、にわをみまわして、
「あんまり、ぱっとしないね。
もっと、おおきいのを、うえてみようかな」と、いっていました。
ぼくは、このごろ、まいばん、かいぬしが、しごとをしているちかくの、
いすのうえで、ねていて、
かいぬしが、べっどにいくと、ぼくも、べっどに、いどうします。
かいぬしは、「おっ、きたか」といって、
ぼくをふとんにいれてくれます。
ほんをよんでいたり、てれびをみていたりしていても、
ぼくがいくと、やめて、ねます。
ぼくは、かいぬしの、けんこういじに、
ひとやくかっていると、おもいます。
かいぬしは、ときどき、ぼくのかおを、てではさんで、
ぼくを、じろじろみて、
「こんなに、ながくいっしょにいても、
なんだか、おまえは、よくわからないねえ。
おまえじしんは、じぶんで、じぶんのことが、
ちゃんとわかっているのかい。
ほんとに、なにをかんがえているかわからないから、
まいにち、はじめて、あうようなきがするよ」
と、いみふめいなことを、いっています。
「でも、さいきん、ちょっと、ねこらしくなったね。
まえは、よんだら、すぐやってくるし、
なんだか、いぬっぽかったけど、
だいぶ、いうことをきかなくなったし、
なんとなく、ねこっぽくなったかもしれない」
と、へんなことで、ぼくをほめます。
このしゃしんは、ぼくが、みずをのんでいるときに、
かいぬしが、とったしゃしんです。
みたとたんに、かいぬしは、わらいだして、
「なんだよ、これ、ねこの、くりーむぱふぇみたいじゃないか」
と、いいました。
「ぐらすから、わきでてきたみたいで、
ちょっと、ぶきみなのが、いいよね。
ひさしぶりに、はがきにしてみるかな」
と、よろこんでいました。
くりーむぱふぇって、なんなのかな。
ぼくは、みたことがないから、わかりません。
「なまくりーむや、あいすくりーむが、のっていて、
とても、おいしいのよ。
おまえを、きっさてんにつれていって、
いっしょにたべられたら、いいのにね」と、
かいぬしは、いっていたけど、
ぼくは、みためとちがって、ようふうの、おかしは、すきじゃないので、
あまり、たべたいとは、おもいません。
それよりは、かつぶしとかのほうが、いいです。