ぼくは、もしゃもしゃ(カツジ猫)
みなさん、こんにちわ
かいぬしは、きょうもあさから、「いそがしいいそがしい」
といって、さわいでいます。
「おまえの、おててを、かりたいよー」といっては、
ねている、ぼくのてを、つかんで、くちにいれたりします。
べっどが、なつのしーつに、かわりました。
むかし、かいぬしが、おしゃれなおみせでかった、
ふらんすの、しーつだそうです。
「そんなに、たかくはなかったんだけどね」と、
かいぬしは、だれにともなく、いいわけをしています。
そのしーつは、あみのようになっていて、
きもちはいいんだけど、つめが、ひっかかりやすいです。
ぼくは、つめをひっこめるたいみんぐが、よくわからないので、
ときどき、しーつのやつにつかまったとおもって、
べっどのうえで、ばたばたします。
かいぬしが、はずしてくれようとすると、
ますます、ひっかかってしまったりして、
ぼくは、おこって、かみつきます。
「おちつきなさい、わたしはしーつの、みかたじゃないのよ」と、
かいぬしは、ぼくにいいきかせながら、わらっています。
このしゃしんは、このまえ、ちょっとさむかったとき、
かいぬしが、もうふをだしてくれたので、
そのうえで、ねていたときのです。
「こうやってみると、おまえほんとに、もしゃもしゃだねえ」と、
かいぬしは、しゃしんをみて、いっていました。
しーつは、このべっどかばーのしたにあるから、みえません。
こんど、みえるようなしゃしんを、とってもらいます。