ぼくは、ゆうわくされる(カツジ猫)
みなさん、こんにちわ
まえにも、かいたけど、
ぼくがいつまでも、まくらのうえで、ねていると、
かいぬしは、べっどめいきんぐができなくて、
こまるみたいです。
けさは、かいぬしは、せんたくものを、ほしにいくのに、
わざと、げんかんへいく、だいどころのどあを、あけていきました。
ぼくは、どんなに、よくねていても、そこのどあがあくと、きがついて、
すぐ、おきていって、げんかんの、どあのまえに、たいきします。
そして、かいぬしが、かえってきて、どあをあけたら、
すぐ、そとに、でて、かいぬしを「ぎゃああ」とあわてさせます。
でも、けさは、かいぬしは、ぼくを、べっどから、つれだそうとして、
わざと、だいどころのどあを、あけたらしくて、
もどってきて、げんかんのどあをあけて、ぼくが、そとにでると、
「よしよし、しめしめ」といって、
しばらく、そとで、ぼくが、ころころころがるのをみて、
いっしょに、あそんで、くれました。
そのあと、すぐ、つれもどされたので、つまらなかったけど、
そとは、きょうは、あたたかくて、
くさや、きの、いいにおいがしていました。
ぼくは、このごろ、よく、えさをたべて、
えさいれが、すぐからっぽになります。
「まだ、おおきくなるのかねえ。
やっぱり、めいんくーんか、さいべりあんの
ちすじが、まじっているのかしら」と、かいぬしは、いっています。