ぼくはふつうの、ねこになる(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
きのうも、きょうも、ものすごくさむいです。
ゆきが、ふったり、やんだりしています。
かいぬしは、さっき、うえのいえの、ねこたちに、えさをやりにいったけど、
ぐれいすさんも、まきさんも、ねていたそうで、
「あすのあさ、いちばんに、いくことにしよう」といって、もどってきました。
「でも、あしたは、あさから、いろいろすることがあるんだよなあ。
くりーにんぐも、とりにいくんだけど、くるまが、だせるかしら」と、
ゆううつそうでした。
ぼくは、おやつや、かつぶしや、「ちゅーる」をもらって、
あたたかいへやで、ねています。
さいきん、わりと、ぼくが、にゃあにゃあ、えさを、さいそくして、
つきまとうようになったので、かいぬしは、
「おまえも、だんだん、ふつうのねこになったね」と、いって、わらっています。
きょうは「かがみびらき」だったので、
かいぬしは、うえのいえと、したのいえに、かざっていた、
おかがみもちを、かたづけて、しめなわも、しまいました。
「おしょうがつも、おわりだねえ。
でも、いまから、せっせと、おもちを、たべなくちゃね」といっていました。
ぼくには、かんけいない、はなしなので、
ぼくは、だまっていました。
かいぬしは、いなかのいえにも、かえりたいらしいけど、
「この、さむさでは、どうしようもない。
かえるのは、もっと、あたたかくなってからにしよう」といっています。
ぼくも、こんなさむいときに、おるすばんをするのは、いやなので、
ぜったいに、そのほうがいいと、おもいます。