やっとこさ、雨。
◇数日前から雨がふるふると言われていて、ならばと水まきをさぼっていたら、連日いい天気で昨日なんて夏日、庭の花や木があへあへ言ってるみたいなので、ゆうべ思いきって水まきした。今朝も曇っているだけで降りそうにないので、やっぱり水まきしてよかったと思っていたら、今やっと少し降りはじめたようだ。雨の日は猫は寝る(太古の昔から雨の日は獲物が獲れないので、肉食獣はひたすら寝てカロリーの維持につとめたのだと、加藤由子さんが「雨の日の猫はとことん眠い」で書いていた)という通り、カツジ猫は、クローゼットの窓辺の座布団に長くなって寝こけている。このごろは、ここがお気に入りだ。
◇この雨の間に、一気に上の家も下の家も片づけてしまいたいのだが、無理かなあ。時間を無駄なく使ったら決して不可能なことではないが、何しろ自分で気に入るように作った家というのは、あっちにもこっちにも誘惑物がありすぎて、ついひっかかって本を読んだりして遊んでしまう。居心地のいい空間というのもよしあしだ。
◇西城秀樹が亡くなったのには驚いた。野口五郎、郷ひろみと三人の中では、一番元気で長生きすると何となく思っていたのに、わからないものだ。63歳はあまりに早い。早すぎてひと時代が終わったという感慨さえも感じられない。
◇「クリミナル・マインド」の古いシーズンから見ていると、「デスパレートな妻たち」のリネットのご主人や、「デビアスなメイドたち」の愛すべきワルのご主人など、今では主役級の人たちが、さりげなく被害者の家族や地元の警察官になって登場するので、あらまあと思ってしまう。それなりに存在感があるのが皆さすがだ。
先日、私が借りてる次の数回分が借りられていて、なかなか帰って来ないので、えい面倒なと、飛ばしてその先を借りてしまうという、人として許されない行為(笑)をしてしまったら、その報いからか、いっしょに借りた「ハワイファイブオー」の新シリーズが、まちがって前に借りた古いのだった。天罰かなと思いながら、まあ面白いので見直している。