やっぱり、そうか

◎小出裕章「原発のウソ」（扶桑社新書）を読みました。わかりやすいの何のって、あっという間に読めるし役に立つし、どなたにでも、おすすめです。何冊か買って、人に配ってまわろうかと思うぐらいです。
６月１日に初版が発行されて、もう３刷になっていました。さらにどんどん売れてほしいですね。

深く納得したのは、もう福島原発周辺には人は住めないし、放射能で汚染された野菜を食べないと、野菜の量が不足するから、高齢者が食べるしかないということ。そうだろうし、そうしかないとは思っていましたが、こうちゃんと言ってもらうと、あきらめもつきます。
東海村の事故で亡くなった作業員の方の話を書いた本も紹介されていて、これも今度読んでみよう。

◎私の方は、無駄をなくすべく、自分の生活の仕分け作業にはげんでいます。スターチャンネルとWOWWOWも解約しました。何しろ、気分転換に見ようとテレビをつけてみて、ろくな映画も番組もやっていたためしがない。聞いたこともない、タイトルだけ見てもしょうもない映画や古いドラマばかりで、さっぱり食指が動きません。

◎紀行の本の校正は何とか進んでいるのですが、「いそやまの日記」という本の原本のコピーが見つからず、頭に来ています。書斎のどこかにはあるはずなのですが、大変短い作品なので、多分コピーも十数枚だし、どこかにまぎれこんだのでしょう。
とっちらかったへやの中で、ひとつ順序をまちがえたらえらいことになる状態で片づけと仕事が同時並行しているので、当分これはあきらめて、別の作品から攻めるしかないかな。
家具を処分したり、あちこちをすっきりさせる方針も、徐々に定まってはきているので、とにかく前進していけばいいのですが。

◎いたるところに猫の毛がふわふわしていて、もう我慢の限界と、今日はテーブルの上に上がってきたカツジ猫に、去年と同じようにおもちゃのネズミをかみつかせておいて、わしわしブラシをかけてやりました。
本人？も、抜け毛にうんざりしていたのか、あまり怒らず、お腹の毛まで少しは梳かせてくれました。一応うううう怒ってかみつきはしましたが、甘噛み程度だったし。
ひとつかみほど毛がとれて、さすがに気持ちがよくなったのか、長くなって寝ています。