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やれやれ(笑)。

◇大学時代の友人にさっき電話したら、自民党の議席が増えそうなのに、しんそこ怒っていて、「もう今夜は絶対にテレビの中継は見ない。韓国ドラマ見て、その後ミス・マープル見る」と言ってた。私は明日は家の片づけとかあるので、早く寝ると言ったら「えらいなあ」と、なぜだか感心された。

彼女が、「風呂に入りながらじっと考えたんだが」と言うので、笑うのをこらえて「何をさ」と言うと、「きっと何十年かかけて、どこかの誰かが日本人をバカにしてしまう壮大な計画を立てて、実行中なのにちがいない」だって。
「もういい、ほんとに自民党が大勝したら、今度こそ私は日本を見限る。どうなったって知るもんか、私が生きているのなんか、もうそんな長いことじゃないんだから」と言うので、「そううまく行くならいいけど、私らがよぼよぼになって死にかけた時、何もかもがとことんひどいことになってて、それ見ながら死ぬことになるんじゃないの」と言いながら私は、いつか見たソ連映画で、ナチスドイツの軍隊が村を焼きつくして住民を皆殺しにしたあとで、一人だけ残した寝たきりで、しわくちゃのおばあさんをベッドごと燃えている村の前の、雪の上に放置して、「ばあさん、また子どもを生めよ」とか何とか言って、笑いながら走り去って行くという場面を思い出していた。

彼女とは来週会ってごはんを食べることにした。何だか私に聞かせたい面白い話があるそうだ。どうせ一度街に行きたかったし、ずっと会ってないので、ちょっと楽しみ。

◇ところで、「しんぶん赤旗」では、維新の会の橋下代表が、やけになったのか、「もう安倍さんでいいよ」とか言ったって話を紹介していて、私は維新の会にははじめからまるで期待していないので、全然ショックも受けなかったが考えて見るとひどいよね。最初にあそこが出来たとき、自民党への批判をこめて期待して票を投じた人って、けっこういたのじゃないかしらん。
この人にとって、政治って、その程度のものだったのねえと、あらためて思います。

◇カツジ猫の胸の毛がふかふかになって来て、今日さぐっていると、もつれて少し毛玉になっているような…寝こけている時を見はからって、ブラッシングするか切り取るかしてやらなくちゃならないなあ。

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カツジ猫