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シクラメン

◎もういつ買ったか忘れたほど前に買った、シクラメンの小さな鉢があります。こう書いている間に思い出しましたが、古い方の家の書庫にいた白黒猫のマキを南側の庭付きの部屋に移動させて、書庫をきれいにした時に、窓辺に置こうと買った鉢でした。ということは、かれこれ一年前ですね。

この夏の猛暑で水をやるのが間に合わなくて、ほぼ枯れてしまったので、外に出しておいたのですが、最近いやに葉っぱがもこもこと勢いよく茂って盛り上がってきたと思っていたら、とうとう小さなピンクの花が咲きました。のぞいて見ると、あと二つほど、つぼみも葉の陰に隠れている模様。

喜んでいましたが、今度はいきなり寒くなったので、あわてて新しい方の家の日当りのいい廊下に移しました。いつもここで昼寝をするカツジ猫が、いたずらしないか気になりましたが、あまり興味もないようで、花は無事に咲いています。ここなら毎日見えるので、水やりも忘れないでしょう。(笑)

◎月がまた大きくなっていて、冬の夜空にぴかぴか光っています。今夜は星もよく見えて、古い家の真上に斜めにかかっているオリオン座が、まぶしいほどです。腰につるした短剣が、はっきり見えます。
新しい家がまだ建っていなくて、土台ができたころ、夜に逃げ出して帰って来たカツジ猫を抱いて、土台の上に腰かけて、この星座をながめたことを思い出しています。

◎ゆきうさぎさん

この前、ご実家で服の整理をした時に、多すぎるからとうんざりして「もう死ぬまで一枚も服は買わない」とおっしゃっておられましたが、その後どんなですか?
私も家の片づけで、本を除けば問題は服と雑貨で苦慮しています。絶対買うまいと思っていても、なぜか増えるのが不思議です。

沖ノ島の世界遺産をめざすことへの問題点は、またあらためて書こうと思っているところです。
女人禁制とは関係なく反対する方々がよくおっしゃるのは、

「そもそも世界遺産にするのは、保存や保護のためというのが大きい理由だが、沖ノ島の場合は今でも女性はもちろん男性でもほとんど行けないぐらいに制限があって、保存という点では、このままでもまったく問題がない。むしろ世界遺産にしたり、ましてや観光地にしたりしたら、かえって侵入する人がいたりして保存が困難になり、貴重な文化財がなくなったりしかねない。海の中の島だから、有名になったら逆にそういう警戒や管理が非常に難しい」

ということです。
観光地にするのをめざすかどうかについても、市や商工会の方々のご意見はまちまちなのではないかと思うし、こんなややこしい所を持ち出さないでも、宗像市は十分に発展して行くだろうと思うのですがねえ。このペースで人口が増えすぎたら水が足りないから困るなどと言っていたのは、10年以上前のことですよ。それ以来、特にさびれてきたという様子もないし。
世界遺産にするために、つぎこむほどの金をかけたら、もっと地域を活性化することが、いくらでもできると思うのですがねえ。あれは本当に安くはない、多分もう数億はかけていると思いますよ。議会で報告はあっているのか知りませんけれど。

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カツジ猫