佐賀にオスプレイ?
◇川内原発の再稼働の話といい、九州はなめられてますねえ。
私は知らなかったけど安部首相はこの前は福岡の中州に来て、暴力団追放のデモを地域の人とやったとか。
惜しいことをしました。私が知っていたら、出かけて行って向かいの歩道かビルの上で、「数の暴力反対!」というプラカードでもかかげてやったのに。
私はヤクザ映画を一度も見たことないぐらい、暴力団はすべて大嫌いですが、それでも国家の戦争や政治家の国民無視に比べれば暴力団のしてることなんて、かわいい域に入りますよ。安部首相がその撲滅を訴えるなんて本当にこの人の思想や行動って、すべてがご都合主義の相手次第のつぎはぎ細工なんですねえ。
◇ずっと前に買っていた「フロント・ページ」のDVDを見直して笑っています。ジャック・レモン、スーザン・サランドン最高。ウォルター・マッソーはこの映画の撮影のとき、監督にさんざんしぼられたそうで、私も映画館で見たときは、ちょっとどこかぎこちないなあと感じたもんですが、今見るとそうでもなくて、やっぱりうまいわ。
でも、この映画、今だとおふざけが過ぎるとか何とかで評判悪いかもしれない。いい意味で過激で洒落てて上品で私は大好きなんですが。
それから「大脱走」でおなじみの、ジェームズ・ガーナーが亡くなったんですね。80歳を超えてたみたい。
ひとつの時代がまた終わったなあと思います。
◇レマルクの「楽園のかげり」を読んでしまいました。たとえうまく亡命出来てアメリカで暮らせた人にとっても、戦争はどんなに心をむしばむ悲劇かが、ひしひしと伝わると同時に、アメリカそのものの姿もとてもよく浮かび上がる名作でした。
これであと残ってるまだ読んでない彼の本は、文庫本だけになったかな。ベッドに寝転がって読むので、軽いのは助かります。
感想はまたゆっくり。
◇今日は先週、雨で中断した庭の草木を切る業者さんがリベンジ(笑)に見えます。その前に花を植えて、猫を物置に閉じ込めないと。
ちなみに居間に続く猫部屋は、その先週の猫閉じ込め騒動のあと、猫を入れないままにしています。まあ金網の小屋と物置で暮らせるのだからいいかなと思って。
それに、この古い方の家に仕事に来るたびに、玄関を開けて居間の前を通って書斎に行く時、必ずマキ猫が、夜中でも雨でも、がたん!と猫部屋から庭に飛び出して逃げて行くのが、私はほんとにストレスだったんだなあと、その音がしなくなってから、あらためて気づいてしまいました。
もうそんな不愉快な音を毎回聞かないですむ快適さに、打ち震えています(笑)。
猫部屋と言っても、一番日当りのいい明るい部屋だったので、これが思うように使えるのは、とてもありがたい。
まあまた、気持ちに余裕ができるか何かしたら、変わるかもしれないけど、今のところは当分このままになりそうです。カツジの負のオーラも、バギイやしまおのうるさい付きまとい方も、まだいいけど、マキ猫のあの逃げ方を毎回見るのは、なんかもう疲れるなんてものじゃない。こっちもちょっと休ませてもらうことにします。
そう言えば母も最近、私が行くたび、「もうそろそろ私もおしまいよね」と、元気そのもののくせに言うので、うんざりしています。何か新しいゲームを見つけた感じで言っているようですが、くりかえされるとストレスがたまり、昨日はとうとう、「じゃあ私もいてもしょうがないから、もう帰るね」と言ってさっさと出て来てしまいました。
どうもこういうことが続くと、結局私は猫も人間も、あんまり好きでもないんだろうなという気がして来ます。
私が戦争が一番きらいなのは、敵とでも味方とでも、ものすごく密接につきあわなくちゃならなくなることかもしれませんね。そういう意味では戦争が苦にならない人って、淋しがりやなんだろうなあとも思います。