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優しい色の花がほしくて。

◇ピンクのガーベラを買って来ました。これって、わりと安いんですよ。首がくたっとなっちゃったら、短く切ってコップにさしといてもかわいいし。

◇今日の憲法問題の講演会は、会場がいっぱいで、よそから椅子を持って来なくちゃならないぐらいで、参加者は多分50人以上いたかなあ。新しい人もいて、質疑応答も熱気がありました。
講師の国嶋弁護士の話もわかりやすくて面白く、内容も詳しくて、勉強になりました。

日本会議とかの人と憲法の議論をすると、もう最初からかみあわないんですよ、という話をされて、「何しろ政府を国民が縛るのが憲法の精神、という大前提を、それは外国の考えで、日本の憲法は聖徳太子以来、天皇家を中心に国がひとつの家族のように皆で仲よくやっていくためのもので、それがずっと日本の歴史の伝統だから、と否定しますから、もう討論にもならない」とかで、いったいそれどこの国のことだ、平安時代から源平の時代から天皇家の内部でも、それを利用しようとする時の権力者との間でも、骨肉相食む血で血を洗う政争、抗争、戦争がほとんど山口組の映画なみに続いて来たんじゃないかと、文学関係からだけでも、いや常識でも日本史を知ってたら、もう、あっきれかえって、ものが言えないレベルの話ですね。まあそれはそれなりに、貴重な情報ではありますが。せいぜい皆に広めたろ。

この分ではきっとあれだね、自民党の憲法草案が実現したら、「雨月物語」の「白峰」は発禁処分になるのとちがうか。崇徳院の霊も浮かばれんわなあ。天狗になってアベたちにとりついて、壇ノ浦に沈めてしまわないかと心配になる。

日本会議は、九条の会にならって、草の根の改憲運動を始めているようで、憲法カフェみたいな集まりも組織し、相撲の舞の海関なども参加しておられるとか。「今の大相撲に日本の横綱が出ないのは、現憲法のせいだということです、よくわからんのですけど」と国嶋弁護士は言っておられましたが、その理屈、もう少し聞いとけばよかった。ちっ。

◇何しろ暑いし、何だかくたびれて、家の片づけは進まないし、もう荒療治で、下の家の散らかっていたものを、全部上の家に運んでしまいました。と言って上の家も玄関はやっときれいになっているので、居間に持ちこんで、そこがまた足の踏み場もなくなっています。
でも、このごまかしのおかげで、下の家はすっきりして、少し気分がよくなりました。
叔母の大きなふわふわの、多分上等の羽根布団を二つ、近所の方にもらっていただいたので、クローゼットが少しすいて、ふとん類が整理できそうなのが、うれしいです。明日は洋服や下着も少し処分しようかな。

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カツジ猫