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夢のような一日。

NHKスペシャル「731部隊の真実」が、話題になっています。
私はまだ見られてないのですが、大学の軍事利用がなされようとしつつある中、重要な内容が多々ありそうです。

https://togetter.com/li/1139894

きっと、ろくでもない連中から攻撃もすごいでしょう。
ごらんになった方、なりたい方、ぜひ支援のメールや電話を。

https://twitter.com/onoyasumaro

◇今日は母の位牌と写真を車に積んで、田舎のお寺に初盆のお経をあげてもらいに行って来ました。
午後からの予定だったので、のんびり出かけたら、途中でものすごい帰省ラッシュにひっかかり、どうなることかと思いましたが、そこを抜けるとおおむね順調で、高速をすっとばして、お墓にもちゃんと予定通りに着いてお参りしました。またしても熱波の中になりましたが、風が涼しくて、つくつくほうしが大合唱していました。

大きなお寺の本堂で、母と親しかった共産党の議員さんが来て下さったので二人並んでお経を聞き、年末の一周忌のお願いもして、帰途につきました。お墓のお花が少し少なかったので、もうちょっと足しとこうと、立ち寄ったあと、昔通った小学校の前の道を走っていると、見覚えのある顔の男性が前からやって来ます。思わず車をとめて後ろから呼びかけると、小学校からの同級生で、散歩の途中だとか。車を道の端にとめたまま、母の思い出や同級生の消息や、立ち話で話がはずみました。

初盆は、この集落だけでも12軒あったとか、前日までいっしょにゴルフをしていた、やはり同級生の旧友が脳梗塞で倒れて入院中なのを見まいに行ったとか、もう時がとまっているのか流れているのかわからないような、なつかしくも不思議な時間でした。

帰りの道はすいていて、自分をねぎらうために、衝動的に途中の店で、うなぎ定食をたいらげて無事に帰宅しました。
古いお寺の陽ざしがあふれる広い庭、蝉の声の中の母たちの墓、通りすがりに見た今は人に貸している家、昔の小学校の前で会った旧友、などなど、何だかどこまでが幻で、どこからが現実かわからないような、夢を見ているような一日でした。

◇実はゆうべは疲れすぎていて、ベッドの上に寝ころがって歯をみがいている内に寝てしまい、朝起きてカーテンを開けていたら、シーツの上に歯ブラシがころがっていて何じゃこれはと思うような惨状だったのですが、今夜もそろそろ寝ないと、またその二の舞になりそう。

でも今日一日、夢の中を旅した魔法の服のような、買いたての夏用の黒いフォーマルスーツは店員さんが「帰ったらすぐ、ざぶざぶ水洗いして大丈夫です」と保障してくれた通り、おっかなびっくりやってみたら、どうやら無事にもう乾いた模様です。ついでにストッキングも洗って、位牌や遺影も元に戻して、お疲れさまなんて言っちゃくれないカツジ猫にも、ちゃんとおやつを食べさせました。やつは、そのお礼に、私がとりこんだ洗濯物の上にのっかって化粧に余念がありません。ああまた下着が毛だらけになる。

◇そうそう、今朝出かける気になかなかなれず、ぐだぐだと江戸の紀行の東北大学本のコピーと静岡市の文庫の同じ紀行の異本を翻刻した雑誌とを比べる作業の最終部分をやっていました。江戸の写本にはままあることですが、書写がおっそろしいほど正確でほとんど異同がないので、退屈な半面安心していたら、最後になって東北大学の本には下巻がばっさり欠落してるのが判明。まーチェックしたかいはあったってことよね。
他にもいくつか原本を確認したい部分があるので、静岡の文庫にお願いして複写を送ってもらうことにしようと思電話したら、担当の方がおられなくて、火曜にまたかけることになりました。まあ急ぐ仕事じゃないから、ぼちぼち行くか。

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カツジ猫