宝満山のヒキガエル
野球やら猫やら、関係ないいろんなハッシュタグやサイトをのぞくもんだから、ときどき私とは正反対の、高市首相や現政権を支持する意見の人に出くわす。私の茶坊主パソコンは、こっちの気に入った意見や記事しか紹介しない傾向があって、ふだんはそういう意見に遭遇する機会は少ないので、私はむしろ喜んで読む。いったい、あの首相や政権のどこがいいと思うのか、知る手がかりにならないかと思う。
もっとも私の力不足か、あまり参考にはならない。「いっしょうけんめいがんばっているのに、足を引っ張ってばかりで野党はひどい」みたいな気持ちしかわからない。
がんばってるだけで応援していいのは、小学校の運動会程度までで、一国の首相や指導者が、寝ずにがんばっても疲れて死んでも、そんなものは評価の対象にはならない。そして足をひっぱってるたってなー、あまりにも基本的なルール無視やらマナー違反やらは、やっぱり足止めしてちょっと説明してもらわないことには、他のどんな案件もまかせられないのが普通じゃないか。
昔、勤務してた大学で、トップの決めた改革案が、あまりに私たち弱小の部署を無視した内容だったから、文句や抗議をしていたら、「全体の足を引っ張らないでいただきたい」と言われた。私は即座に「だって足を引っ張らなきゃ、踏んで行かれるんですから」と言い返したものだ(笑)。そういうもんじゃないですかね。
高市さんは、特に、具体的なことは言わずに「がんばってます」「大丈夫です」「私もつらい」みたいな、抽象的で感傷的なことしか言わない。こういうことは本来まったく言う必要のないことだ。自分の苦労や努力で何かを訴えようとするなんて、しょうもなさ過ぎる。私はレポートでも答案でも、そんな涙の訴えが書かれていたら、もうそれだけで減点対象候補にする。あたりまえでしょ。ほしいのは正解と調査結果だ。自分がどれだけ努力したかじゃない。庭先で拾おうが、海の底にもぐって採って来ようが、採取したものの品質とは関係ない。
さて昨日私が、若冲展に出かけた博物館で、関係ないグッズを売店で見つけてほしくなったと書いたのは、宝満山のヒキガエルのぬいぐるみだった(笑)。閉館まぎわであきらめて買わずに帰ったのだが、今朝つい調子に乗って出直して、いくつか買って来てしまった。私は昔、学生時代のあだ名がガマで、それもあって、いろんなカエルの置物がある。これ以上増やすなんて正気の沙汰じゃない。そう思いながら買ってしまった。重ねてながめて、自分でもうんざりしている。私はどこに漂流して行くんだろう。
