忘れて下さい。
キャラママさん。
ごめん。こちらが用事が入って来週はどこにも行けそうにない。
山口行きは忘れて下さい。
また何かで埋め合わせします!
アバター着替えさせてかまいませんよー。
ていうか、もうアバターでは足りなくなって、自分が西部劇風のかっこうして「3時10分」また見に行きました。
ばばあのコスプレなんてぞっとしませんが、年をとるとやたらと衣装だけは増えるもんで、宇宙服風、西部劇風、ギリシャ風、アラビア風と、その気になればなーんとなくそれらしい服がどっかから見つかるもんなんですよ。あ、そんなん私だけかいな。
で、えりに毛皮がくっついたベストと、おそろいの巻きスカートだの、そでとすそにぴらぴら切れ込みの入ったパンツスーツだの、別に冗談でもなく、一応普通の街着として買ったのがちゃんとあるんだよなあこれが。
そういうのを着て、何度も見に行ってるから確実に覚えられてそうな気がするんですが、映画館の窓口のお姉さんは毎回落ちついて「席は指定になっております、まん中をおとりしましょうか、9番スクリーンで上映です」とくりかえすから立派なもんです。これって好みによるんでしょうけど、こういう時に「あ、昨日も来られましたね」とにかーっとされるの、私は大嫌い。なんかねー、普通のお店でも、行きつけ、おなじみ、顔がきくっていうの、私は絶対いやなんだよなー。
それはともかく、そんな服装してるせいか、今日は映画見てて、筋とはまるで関係なく、クリスチャン・ベールの演じる貧しい牧場主が粗末な服装なんだけど、左手首に巻いている毛皮をあしらった布が妙におしゃれなのに気づいてしまった。ギャングの部下も何人かつけてたけど、何に使うのかしらん。
そして、こう何度も見ると、ほとんど集団でしかないギャングの部下7人もそれぞれ区別がつくようになったから恐ろしい。
だいたいこの映画、さりげなくほんとにサービスがよくて、まるで宝塚歌劇なみに、登場するやたがいに名前を呼び合ってくれるんだよね。映画で最初のせりふが主人公を奥さんが呼ぶ「ダン」だし、ギャングのボスの最初の一言が、賞金稼ぎに向かって「バイロン・マッケルロイか」で、賞金稼ぎは「黙れ、ベン・ウェイド」だし(笑)。その前にボスの副官は「おれはチャーリー・プリンスだ、聞いてるか」とか名のってるし。
んでもって、この部下たちの名も一応、酒場で金の山分けしてる時に、「サザーランド、ジョルゲンセン、ジャクソン、カンポス、キンター」とか呼んで一人ひとり渡すんで、ちゃんと紹介してるわけで、まったくなんてもうサービスがいいんだろ(笑)。
絶対に誰にもわかる面白い映画にしちゃる、という監督の心意気を見る思いです。
小倉での上映は今日で終了ですが、明日から山口で上映開始だそうで、お近くの方はぜひごらんになって下さい。何かと面白い映画ですよ。