怒っているヒマなどないのだが
◎毎日新聞は(西日本版?)は、最近何を考えているのかねえ。
秘密保護法案や憲法に対する姿勢は、本当にまともで、はっきりしているのに、地方のニュース欄では、私がひそかに福岡県の恥じゃないかと思っている、女人禁制の沖ノ島の世界遺産登録推進と、「カワイイ区」のことを、それこそルンルン気分で大きく紹介している。
一度までは大人げないから黙っておこうと思っていたが、こうなると確信犯に近いから、こっちも書かせていただこう。年があけたら、またゆっくりと。
ついでに言うと、真昼間やゴールデンタイムのRKBラジオでも、普通のアナウンサーたちが、ホストクラブにつとめていた体験やら、女を買った体験やらを嬉々として話していて、まあ、そういう話を話すなら一応それなりの覚悟やセンスでもかいまみえればいいけれど、何がいいのか悪いのかの基準もまったくないままに、まるで無意識にたれながしている感じのしゃべり方だ。
私は人権教育を裁判所命令などで強制的にやるとかいうのも、あまり好きではないが、それでも、フェニズムとかジェンダーとかいう問題だけじゃなく、公共の電波と性のモラルという観点からだけ言っても、毎日新聞やRKB毎日は、トップから末端まで、一回人権問題や女性問題に関する教養講座を、きちんと受講した方がいいのじゃないだろうか。もともとおかしかったのが、地金が出て来ているだけなのか、どこか内部や深部で何かが崩れはじめているのか、どっちか知らないが、早いうちに何とかした方がいい。
◎私は女人禁制でもカワイイ区でも、それなりの哲学や信念や、もっと言うなら悪意があってやっているのならまだ納得も我慢もできるが、何も考えずに気づかずに、ただ不勉強と鈍感と怠惰でぼけっとやっているのが、一番許しがたいし、見ているだけでも恥ずかしくなる。
それと多分、こういう問題で絶対言われるのが、「自分の周囲の女性たちは文句を言っていないし、違和感も感じていない」ということでしょうが、それは、その女性がそうなっていること自体、一番の問題なんですよ。そういうこともわからないというのが、一番の問題なんですよ。
やれやれ、もう、この忙しいクリスマスイブに私は何をやっているんだか。
まあ、せめて皆さん、東日本の方もふくめて、この記事を各方面に広めて伝えて下さい。年の暮れでも、来年でも。
◎ところで、福岡教育大学では、ビラをまいたり学内外にいろんな話を知らせたりした人の行動や発言が問題視されているそうで、最悪の場合、そういう情報をもらしたら処罰されかねない方向に話が進みかねないようで、いやはやもう、どこかの国の近未来を見るようですね。これも詳しい話はまた来年にでも。