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教訓その1(多分2はない)

節電対策とお天気が悪かったのとで、ためていた洗濯ものを昨日の夕方一気に片づけようと、洗濯機に放りこんで外出した。帰って干そうと思って忘れていて、暗くなってから思い出し、ふたを開けてみたら、途中で止まって水がたまったまま、洗濯ものが浮かんでいる。
どうも、その横の棚の上で外を見るのが好きなカツジ猫が、スイッチを踏んでとめてしまったとしか思えない。しょうがないから、音をお隣に気がねしつつ、再度洗って、今朝やっと干した。
まあ、今日は照りつけそうだから、早く乾くだろう。

カツジがスイッチを踏んで洗濯機を作動させる可能性については、うすうす心配していて、使わない時はコンセントを抜くようにはしていたのだが、動いているのをとめる可能性は考えていなかった。
まあ、あれだ、家電を使用中には外出するなということだ。そもそも。

どうも私は、わが家の猫、特にカツジとシナモンについては、怒りやいらだちの神経中枢が完全に麻痺しているとしか思えないほど、やつらが何をしてもまったく腹というものがたたない。(笑)どちらも、たいがいイライラすることばかりしているのだが、「はいはい」「やれやれ」「何だよう、もう」と笑いながら抱き上げておしまい。誰にでもこうだったらいいのだが。怒りやいらだちのスイッチがまったくと言っていいほど、入らないのだ。おかしいのではないかと、やや不安になるほどだ。

そう言えば、教訓その2もあったな。
カツジは私が風呂場に行くとついてきて、そこの洗面台の水を飲みたがって、出してくれとせがむ。鳴いたりするのではないが、これ見よがしに、蛇口をぺろぺろなめて見せては、でかい目で訴えるように見上げる。三度に一度は根負けして、細く水を出してやり、やつが顔を横向きにして、耳やおでこをぬらしながら、ぺろぺろ水を飲むのを面白く見る。こんなことをしているから、仕事が進むわけがない。
いつかやらかすと思っていたが、昨日外出から帰ったら、かすかな水音がする。はっとして洗面台を見ると水が細く出たままになっていた。ううむ、この節電、省エネ、水不足の時に何ということだろう。
教訓。カツジの目力に負けると、ろくなことはない。

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カツジ猫