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昔、うちの田舎では。

◇私の故郷で、幼いころ時々聞いたのが、家を新築すると死ぬと言うことでした(笑)。
多分、実際にそういう例が多かったから生まれた教訓なのでしょうけどね。いろいろ苦労してストレスが多くて、新居が完成したとたんに達成感と疲労感でほっと…というやつ。

すっかり忘れていたのですが、昨日しゃかりきになって田舎の家を片づけて、やっと一部分きれいにして、うっとりしたとたん、何となく体調がぱっとせず、手足がしびれてくしゃみが出て、脳梗塞の前ぶれかしらんとか思っているうち、そのことわざを思い出しました。仕事が進まないで怠けまくっている時はまだいいのですが、何とか先が見えて浮かれて調子に乗ったときが危ないのかもしれない。限界がわからなくなってしまう。

ここ数年、怠けるのと手を抜くのとは我ながらうまくなって来ていたのですが、まだまだ修行がたりないですね。
母に「何か仕事しすぎて疲れて」とこぼすと、「もういいかげんに放っておかんね」と言いました。97歳の年よりに言われていたら世話ないわ。

◇車を運転していても歩いていても、最近よく、つばめと接近遭遇しそうになります。すぐ目の前をしゅうっと通り過ぎて行く。こんな暴走族みたいなつばめ、去年までいたかなあ。
それにしても、よく行く通りの信用金庫の玄関に毎年つばめが巣を作って、生意気そうなくちばしの黄色いひながのぞいているのもよく見えていたのですが、今年はその建物が壊されて駐車場になってしまっているんですよ。あのつばめ、どこかに新居を見つけたのかしらん。
まあ、ひなが見られるのは楽しかったけど、通行人が手を伸ばせば届くぐらいの低さだったので、安全性の点では必ずしも最高の場所ってわけではなかったから、かえってよかったのかもしれません。

◇ネットをのぞくひまもなかなかないのですが、福岡県警がヘイトスピーチのデモを途中で中止させたというニュースが話題になっていました。

http://togetter.com/li/980932

英断だと、ほっとし、歓迎する一方で、何であれいったん許可したデモを中止させるのが普通になっても困るなとちょっと思ったりもします。ヘイトスピーチというのは、そういう点でもろくでもない役割を果たすものだと痛感します。

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カツジ猫