最後の栗?
◎桜がいさぎよく散るというが、栗も負けてはいなくて、ある日を境に本当にぴたっと落ちなくなります。
昨日あたりから、ほとんど庭にいがが見えなくなりました。ほっとしながら、ちょっと淋しく、最後の数個を今夜ゆでて食べようと思っています。
◎先日、カツジ猫のために、川砂と真砂土を一袋ずつ買って来て、庭においてやりました。
やつは大喜びで、その上をひっかいたりしていましたが、夕方見たらあいかわらず敷石の上にうんちをしていました。
う~ん、あれだけうれしがっていたのに、トイレに使わなかったらどうする気なんだ、ニワトリみたいに砂浴びでもする気かいと思っていたら、今日はどうやら砂をトイレに使ったようで、敷石は無事でした。と、思ったら夕方また、うんちをしていて、いろいろ迷っている模様です。
「石の方が気持ちがいいんですよ」と言ってくれる人もいますが、これから冬になったらお尻が冷えるぞ、カツジや。
◎私は震災や原発事故の後で、新聞ラジオその他が危険だとか何とか物騒な話をいろいろしている間は、正直言ってそんなに恐いと思ったことは一度もなかった。
今まったく被災地や原発事故現場の報道がなくなって、誰もがそんな災害も事故もなかったように生きている、この毎日が死ぬほど恐い。
家に帰れない人もまだまだ多いし、「冷温停止」など全然してない「冷温停止状態」の原子炉がどうなっているのかと思うと、正直生きた心地がしない。
見えないもの、見えなくなってしまったものは、一番私を恐がらせる。
そういう点では、まだしも10月からとりはじめた「しんぶん赤旗」を見ていると、何やらほっと安心する。
昔一度とっていたころは別にそうでもなかったし、今回も勧められて断りそこねたぐらいで、あまり気乗りもしていなかった。
しかし、読んでいると、実にいろいろ安心する。
尖閣諸島が、なぜ日本の領土なのかということも、歴史的な資料を用いて、きっちり説明している。中国に対して怒っている人たちも、一度ぜひこれを読んでほしい。日本の領土だと確信できて、気持ちに余裕ができるにちがいない。(笑)
マンガまで、水準が高く質がいい。先日、生活欄に数人の主婦がスイーツなど食べながら、怒っているかわいいマンガがあって、「15分でできる料理ってテレビで言うけど、あれ、買い物も下ごしらえも時間に入れてないじゃないのっ!」と憤慨しているのが、たいそう新鮮で納得できた。どこの何とは言わないが、大新聞のマンガは、最近のきなみ、まったくひどい。
その「しんぶん赤旗」の記者を原子力規制委員会が記者会見からしめだそうとしたというから、あきれてものが言えない。この話はまたゆっくり。
◎じゅうばこさん
仕事は無事終わりましたか? 「シャーロック」は私も見たいです。