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熱中症予備軍。

◇今朝、燃えるごみ出しに行こうとしたら、袋に少し余分がある。ぎっしりつめておかないと、時々よその人が開けて、自分のごみをつめこむことがある。別にいいようなものだけど、微妙に見られたくないものも入れてるので、ここは余裕がないようにしておいた方がよかろうと、放りっぱなしにしてた庭の草取りをした。砂利の上なので、わりとすいすい抜けて、まあぎりぎりみっともなくない程度に、草がなくなった。

まだ8時ぐらいだったので、帽子もかぶらずやってたら、次第に陽ざしがきつくなり、9時近くになるとものすごく気温が上がった。どのくらい暑くなったかというと、エアコンの室外機の前で草をむしっていると、吹き出す熱気が涼しい風に感じられた。この状況が続いたら、まちがいなく熱中症になるだろうと、切り上げてごみを出し、冷房のきいた家にはいると、カツジ猫があくびをしていた。

◇今日の「ぬれぎぬ」の授業は、「怒りのぬれぎぬ」の一例として、アルジェリア独立運動の中のジャミラ・ブーパシャ事件を紹介したのだが、その過程で「愛と哀しみのボレロ」やら「マレーネ」やらの映画のあらすじをしゃべり、もちろん「アルジェの戦い」のあらすじもしゃべり、世界史の授業もどきの内容になった。拷問の場面で吐き気がした、ショックだったという感想が多かった。まああまり平気でいられても、それは困るが、拒否反応にならないことを願っている。

事件のてんまつを記した「ジャミラよ朝は近い」の本といっしょに、「仮面の男」の映画も紹介してたのでディカプリオのファンの人たちがまとめたか何かの「レオの丸かじり」という文庫本も回覧したら、「先生の持ってる本は、いろんなのがあって面白い」みたいな感想があった。たしかに幅はありすぎるよな。若干だけど。
「レオの丸かじり」は、ミーハーの極致だけど、しっかり充実したいい本で、「つい読みふけって私のところで長くとめてしまった、すみません」と書いてる学生が二名ほどいた(笑)。

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カツジ猫