猫模様
さっき、テレビでフィギュアスケートの女子フリーを横目で見ながら食事していたら、三毛猫のシナモンがテレビの前の椅子に座って、くいいるように画面を見つめていました。氷上をくるくるすべる女性たちが蝶々みたいに見えるのでしょう。
カツジは冬用の毛になったのか、くびすじのあたりの毛が、マフラーのようにふかふか立派になって、私のメインクーン幻想をかきたててくれます。
昨日庭にいるのを見ていたら、茂りすぎた植え込みの上に、どさっととびかかっていました。道理で枝が地面に寝ていると思っていました。
物置ずまいの赤きじ猫みかんは、先日ヘビをやっつけたのか、床に小さいヘビがかみさかれて死んでいました。やたら甘えて底抜けに人のいい猫なのに、やる時はやるんだね。
ここの床にはピンクがかったきれいな石をしいているのですが、その上の血をふいて、ヘビを庭にすてました。多分マムシではなかったと思うのですが、奇怪なのは、どこからもヘビが入る所など、この物置にはないはずなのです。どこから入りこんだものやら。
家はだんだん片づいてきて、仕事が全力投球できる体制になりつつはあるのですが、あらためて、書庫に山積みの本や資料を見ていると、したい勉強をするのに、あとどう見ても50年はかかりそうです。いったいまあ、私はどうするつもりなんだろう。遠大壮大な計画があと3つは確実にある。どう考えても無理。う~ん。
とうなりながら、雑然とものをつめこんだ書庫の棚を片づけていたら、ずっと昔に卒業生が、東欧あたりを旅行した時のお土産にくれた小さな青い絵を、置きっぱなしにしていたら回りが汚れてきたので、急いで額に入れてもらったのはいいが、見つからなくなって困っていたのが、あっさり出て来ました。大喜びで、さっそく書斎に飾りました。銀色の額縁が似合って、素敵です。
クリスマスの飾りも出したいのですが、見つかりません。代わりに、これも探していた、故愛猫のキャラメルの毛が見つかりました。大事に小さいビニール袋に入れてあって、金色と純白の毛が今でも本当にきれいです。あらためて思い出してしまいました。もう死んで10年になるんだなあ。
お墓に入れてきてもいいのですが、もうちょっと見ていたい気もします。
ゆきうさぎさん
書きたいことは山ほどあるのですが、とにかくもう時間がなくて困ります。年末の計画もすでに重なったりぶつかったりで、どうやりくろうかと頭をかかえているところです。
お母様がお元気そうで何よりですね。