盛りだくさんな朝。
◇今朝は8時から9時まで、地域の分別ごみ収集の当番で、同じ組の人たちと近くの空き地で作業。燃えるごみを出す日でもある。神棚の水や塩や米や榊を取り替える日でもある。10時からは歯医者で定期検診。おまけに共謀罪の成立。という超過密なスケジュール。他に毎朝恒例の血圧チェック、水まき、猫のエサやリ、洗濯、干し物、などなどなど。何とかこなして、もうお昼。わー。
◇共謀罪について、毎日新聞が「だまし討ち」の大見出しで社会面も政治面もつかって、大きく批判してる。このご時世によくがんばったと言いたいとこだが、こんなのは数日前か一週間前かひと月前にやっとくべきことだったとしか思えないから、何をいまさらアリバイ作りしてんだよ、おせーんだよ、という感想しか持てないのが残念だ。せめて、この調子でキャンペーン続けて、アベ退陣にまで追いこんだら立派だが、どうせすぐまた失速すんだろ。
◇これからのためにも、これまで何があったか、知っておきましょう。わかりやすくまとめてくれている、IWJの記事をコピーします。皆さん、ぜひ、こちらの会員になってあげて下さい。
まっとうな公務員や新聞記者への圧力も、すでに目に余ります。せめて皆さん、この事実を知りましょう。
『2017.6.15日刊IWJガイド・抜粋』
【1】
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<はじめに>平成の治安維持法・共謀罪がついに国会で成立!「中間報告」で委員会
を完全無視!与党が議会制民主主義を殺す「禁じ手」で強行採決以上の暴挙!さらに
狙いすましたタイミングで文科省職員へ「報復」を発表か!?
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おはようございます。IWJテキスト班の原佑介です。
ついに「平成の治安維持法」として恐れられていた共謀罪法案が本日、参議院で可
決・成立しました。
ここはどこの独裁国家なのか…。これまで安倍政権下の日本で、何度も「議会制民
主主義は死んだ」という言葉が踊りましたが、今回ほど露骨な民主主義への攻撃はな
かったのではないかと思います。
自民・公明与党は昨日、共謀罪法案をめぐり、参議院法務委員会での採決をすっ飛
ばし、いきなり「中間報告」で参院本会議の採決を行うという「禁じ手」を使いまし
た。安保法制では、国会を形ばかりの「セレモニー」としか見ていないと批判された
自民党ですが、採決さえすっ飛ばすとは、もはや「セレモニー」さえも開く気がない
ようです。
採決さえさせないのですから、強行採決以上の暴挙だと非難せざるを得ません。参
議院の委員会など存在している意味がないと言っているようなものですから、与野党
問わず、全参議院議員が怒らなければいけないのではないのでしょうか?
「中間報告」とはあまり聞き慣れない単語ですが、委員会での手続きを省略して本
会議で採決できる手段のことで、国会法56条の3が根拠となっています。同条は「議
院が特に緊急を要すると認めたとき」と限定していますが、今回、何か緊急を要する
「事情」があったとは到底考えられず、与党のやりかたそのものが国会法に違反する
「違法行為」だとの疑いもあります。こんなやり方で濫用が強く懸念される共謀罪を
可決させたのですから、共謀罪が今後、どれだけ濫用されるか、火を見るより明らか
です。
昨日は朝10から参院本会議が開催され、山本幸三・地方創生担当相への問責決議案
が11時14分、与党と維新の反対多数で否決。その後、正午前に自民・松山政司、民
進・榛葉賀津也の両参院国対委員長が会談し、松山氏が、「中間報告」による採決を
提案したものの、榛葉議員は「こんなの参議院の自殺行為だ」と反発しましたが、交
渉は決裂。国会の廊下では大勢の野党議員が与党議員に抗議し、一時騒然としまし
た。
18時20分には参院本会議が再開。金田勝年法相の問責決議案が審議され、民進の福
山哲郎氏は、「中間報告は究極の審議打ち切りだ。前代未聞で、考えられない暴挙
だ。恥を知れと言いたい」と正面から与党の独裁制を批判。しかし、20時頃、数の力
であっさりと問責決議案は否決され、直後の21時40分頃には山本順三・参院議院運営
委員長の解任決議案も否決されました。いずれの決議案も与党が数の力ですべて討論
時間を「10分」に制限する、というオマケつきです。
国会周辺では夕方から夜にかけて抗議行動が展開され、急だというのに大勢の市民
が集まりましたが、水曜日の平日夜ということもあって、普通の生活者には朝まで抗
議を続けることも難しい状況。12時には国会正門前抗議行動は一端解散となりました
が、一部の皆さんは国会周辺で抗議を続けられたそうです。
そのまま日をまたぎ、本日0時12分には衆院本会議で内閣不信任案が提案されたも
のの、これも1時58分、与党などの反対多数で否決され、最後は自由党の山本太郎、
森ゆうこ議員、社民党の福島みずほ議員などが牛歩を試みるも制限時間いっぱいとな
り、怒号の中、午前7時45分すぎに、参議院本会議で共謀罪法案が可決・成立しまし
た。
なぜここまで閉会を急ぎ、「中間報告」などという禁じ手を使ったのでしょうか?
思い当たるフシはいくつかあります。
例えば、都議選が今月23日から始まりますが、今回、委員会採決をすっ飛ばしたの
は、公明党への配慮があったともみられています。というのも、衆院法務委員会と
違って、参院の法務委員会の委員長は公明党の秋野公造議員ですから、強引な強行採
決の様子が繰り返しテレビで流されると、選挙に悪影響を及ぼすという計算があった
とみられるのです。
もっとも考えられるのは、「安倍政権が早く国会を閉会したいと望んでいる」とい
うことではないでしょうか。加計学園の獣医学部の新設問題で追い詰められ、安倍政
権は支持率がどんどん下落。これ以上、国会での追及に耐えられなかったと思われま
す。
いずれにしても、党利党略というか、我が身の可愛さを優先して国会を蔑ろにする
など、絶対にあってはならないこと。民主主義を踏みにじる安倍政権にこれ以上存続
されては、本当に国が持たないのではないかと国民は肝を冷やしていることでしょ
う。
なお本日6月15日は、1960年の安保闘争の混乱のさなか、国会前で全学連と警官隊
との激しい衝突が起こって約1000人が重軽傷を負