目詰まりですむかよ
しかし本当に、今の政府や内閣は、つまらんことばを次々に思いつくなあ。
最近では「目詰まり」という文句に、ほとほとムカつく。これだけ国民や業者が苦労して、せっぱつまっているときに、救いの手もさしのべないで、のんびり言うようなせりふじゃないだろ。
この分では、戦争にまきこまれたり戦死者が出たときに、どういうことばを発明して吐くのか、予想もつかないし、つくような人間でありたくもないけどね。
でもマジで、どうして、戦争でなくても、人の生き死にに関わるような値上げや品不足の状態が続いているときに、台所の排水口にでも使うような、「どうってことないんですよ、皆さんもうちょっと、がまんしましょうよ、ねっ!?」(いかん、声と笑顔も浮かんでしまった)と言わんばかりのこんなことばを思いつけるんだろう。思想とか意見とか言う以前に、ただもう、ただもう、神経を疑う。
そんな首相を支えるとか何とかの会合が出来て、自民党議員の多くが参加したというのだが、その中から「目立ちたくないから入っておかないと」みたいな発言がすでにもう漏れ出しているのに、正直震え上がる。嫌悪感だか恐怖感だか自分でもわからないが、いったいこういう、駐車場のトナラーもどきの感覚で政治家やってる人たちが、ほんとに複数いるのだろうか。信じたくない。
先日のYahooニュースで見たんだったと思うが、駐車場ががらあきでも、必ず人の車の横にくっつけて停車する、トナラーとやらの心理について分析した記事があった。まあそれなりに参考にはなった。でも寄せられたコメントの中に、「人が車をとめていたら、何かいいことがあるんだろうと思ってつい横にとめる」というのがあって、もういろんな意味であらゆる意味で、死んでもわからない心境だと思ったし、私がこれまで理解できずに結局距離をおいてしまった人たちも、こういう気持ちでいたのかもしれないと思って、あらためてぞわぞわした(笑)。
まあトナラーと言ってもいろいろで、いろんな人がいるのだろうし、それはそれでも、しかたがないこともあるだろう。でも、その「目立ちたくないから入っておかないとヤバい」感覚で政治やってたり高市さんを支持する会に入ったりするのは、何かもう笑えないし、もうちょっと向いた職業や幸せになる人生があるのじゃないかと、つくづく思う。せめて、そういう理由でも、恥を知って見栄はって、隠せよ。口に出すなよ。あ、でももしかしたら、高市さんを全力全身で支持したら、ちょっとヤバいと計算して、保険かけて逃げ道作ってアリバイこさえてるんだろうか。もう本当に、見てらんない。
昔どっかの本で読んだ「地獄の最も熱い淵は道徳的な問題にあたって中立を守った人々のために残されている」という一文を、つい思い出してしまうなあ。(今、検索したらダンテの「神曲」で、「熱い淵」じゃなくて「暗い場所」だったけど。「熱い淵」の方が迫力あっていいや。笑)
とか言ってる内に夜になったが雨は降らない。業を煮やして、水まきをし、ついでに、奥庭の黄色のユリを、どっさり切ってきて飾った。太陽の光が落ちて来たようだ。そして、雨もぽつっとひとつふたつ落ちて来た。今さら遅いってんだよ。

ふらふらしながら、庭のあちこちを刈り込んだり、むしったりして、まだら模様にすっきりした。でもまだまだ圧倒的に草むらだし、その作業の間にどこですりむいたのか、すねに傷が出来てた。痛くはないが、たまたま濡れた草の葉っぱに撫でられると、飛び上がるほどひりひり痛くて、目が覚める。
それにしても、ずっと前から庭のどっかに住み着いていた、真っ黒のカラスヘビさんは、どこに行ったのかしら。鉢合わせする覚悟をしつつ、草取りをしているのだが、まったく姿が見えない。どっかに新天地を見つけて移動あそばしたんだろうか。
プロ野球は交流戦が始まったが、巨人の阿部監督が娘さんたちのけんかの仲裁中に暴力を振るったとかで逮捕され、今日の昼に辞職するという前代未聞の状況に。午後のワイドショーはこの話題ばっかりだった。
いろんな問題があるし、言いたいこともあるけれど、とりあえず、私が驚いたのは、若い人って、そんなにネットのAIを頼りにしてるんだ!ということだった。AIなんて、不完全で嘘つきで不十分で、そしてそれは、現段階じゃ無理もないし、AIを責めるようなことでもないのになあ。
朝ドラ「風、薫る」では、ヒロインが看護婦とは患者にとって「赤の他人」だからいいのだという、大事な観点をつかみつつある。AIも、それと似ていて、家族や知人とちがうから、相談相手にしたくなるんだろうともわかる。でも、それにはそれの危険性があるんだよなあ。とにかく、こんなニュースを聞くと、そりゃ若者がトクリュウの闇バイトにひっかかるのも不思議じゃないわと、なぜか自然に納得できてしまいそうだ。