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祝お豆腐復活。

◇さっき、仕事の息抜きにDVDの「セックス・アンド・ザ・シティ」を見ていたら、第四シーズンの第二話で主人公たちの女性四人が、レストランで、マスターベーションする時の妄想に誰を使うかという話になったとたん、ミランダとキャリーが声をそろえて「ラッセル・クロウ!」と言って、きゃーと自分たちで笑っていました。その同じ回だったかでキャリーがファッションショーに出るときに、「ランウェイ」のハイジ・クラムがすごく若くて現役モデルで出ていて、おお!と驚きました。ちなみにトランプの名も企業家として、何度か会話に登場して、いろいろ時代を感じるなあ。

◇先ほどの夕方、また雨がひどくなり、でも果物とか買っときたくて、しぶしぶ買い物に出かけました。そうしたら、こんな天気なので皆外出はいやだったらしく、スーパーも空いていて、いつもは売り切れているバナナやすいかも残っていて、のんきに買い物ができました。

うれしかったのは、熊本の地震以来、ずっと売り場になくなっていた、小型の豆腐が復活していたことです。私がいつも買っていた牛乳も一時なくなっていて、こっちはわりとすぐ戻ってきていたのですが、この豆腐はずっと姿がなくて、代わりに、同じ大きさの別のメーカーのが新しくおいてあったのを、しょうがないから買っていました。しかし、私が慣れてないせいかもしれないけど、開けにくかったり、どうも気に食わなくて、前のがいいなあと心待ちにしていました。

牛乳も豆腐も、前は産地など気にしてなかったけど、今回あらためて確認したらどっちも阿蘇の名があって、ああやっぱり被害を受けていたんだと納得しました。また手に入って、うれしいです。
そう言えば、前に横浜の従姉がこの豆腐を見て、「かわいい」と喜んでいたけど、こういう小さい豆腐って、よそにはあまりないのかな。

◇首相は今度の参院選では、改憲は争点にしないと言ってるそうで、いつものことながら、あきれてものが言えません。一番訴えなくちゃならないことでしょうが、本来。「信を問う」という、言い古されたぐらい初歩的な、選挙の意味がわかってないんですかねこの人は。

それにひきかえ、毎日新聞の今日の夕刊の、この記事はなかなかよかったです。

http://mainichi.jp/articles/20160620/dde/012/010/002000c

◇新聞と言えば、この前、共産党の後援会の集まりで、年配の方が、「うちの団地では、朝日新聞をとってるというだけで攻撃の対象にする人がいる」と言われたので、意味わからなくて「はい?」と何度か聞き返し、本当に朝日新聞をとっていたら危険思想の持ち主みたいに言われることがあるとわかって、私は思わず「えー、まさかー」と大笑いしてしまいました。

言っときますが、ここ宗像は別にものすごく地の果てではなくて、普通の小都市だし、その団地も大きな普通の団地です。そして、そう言われた方も、人品いやしからぬ老紳士で、周囲から変人扱いされそうな感じはどこにもありません。
「うっそー、そんなー」と私が悶絶していると、向いに座っていた別の人が、「いや、自分がつとめていた製鉄会社では職制が、何の新聞をとってるか社員をチェックして、朝日をとっていたら出世が遅れていた。本当にそういう会社でした」と言われて、またあきれました。私も世間知らずと言えばそれまでですが、なんかもう、いろいろあまりにアホらしすぎて。

◇朝日新聞ぐらいでそうなのだから、共産党なんてきっとめちゃくちゃ偏見や迫害を受けて、その中でがんばって来た人ばっかりなんでしょうね。だから頼りになる一方、何があってもくじけなさすぎて、たとえば、今度の参院選で野党が負けたら民主主義も人権もおしまいだ、とすごく危機感を持って追いつめられてあせっている人たちの気持ちを、ちょっとすくいそこねるところがある気がします(笑)。
この感じ、私は覚えがあるのですよ。大学紛争のときに。「んなこと言ってちゃ、なまぬるい!」と必死になってた人たちが、過激派になって行ったような記憶が何となくある。
今のシールズの人たちが、その点では共産党とはまたちがった意味で、どういう資質か知らないけど、冷静なのはふしぎな気がします。とても助かるなあとは思うけど。

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カツジ猫