私の母は
今でこそ認知症?と思う事も時に有りますが意志の強い人で、自分と全く主義主張の異なる人達が好き放題を言って居るテレビのトーク番組でも全部見て、全く影響される事無く批判するので私は舌を巻いて居ました。私は初めから見る気がしなかったので。
愛国心等の押し付けには反対して居ましたがスポーツではバレーでも野球でも日本を贔屓し、際どい接戦でも必ず見て「恐くて見られなかった」と言う叔母(自分の妹)を軽蔑して居ました。
私はスポーツでも日本では無く外国選手を応援する事が多く、ですから接戦は叔母同様見ない事が有ります。
私も良く人に強いと言われますが、母を見て居ると自分はヘタレと自覚します。そんな私ですから、さすがにこう悪いニュースが続くと(福島原発でメルトダウンが起こりかねない等)テレビを見たくなくなって、WOWWOWを契約しようかと思って仕舞う程です。
キャラママさんが紹介して下さった、この混乱に乗じて外国人に関するデマを流す人達の記事も目が汚れそうで見たく有りません。
でも今、(大した事は無いのですが)入院して居る母ならきっと、目を反らさずに読むだろうと思うと、矢張り母の跡を継ぐ者としては読むべきなのでしょうね。
ですけれど、此の種のデマは関東大震災の時と同じ内容の様ですから、何と言う進歩の無さかと憂鬱に成ります。趣味の悪さにしても独創性すら無いのだから何とも救い様が有りません。
そう言えば今日はホワイトデーだったのですね。プレゼントを買って準備して居た若い人も被災者の中には居たでしょうに。何を考えても気が沈みます。