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笑うなよ、麻生さん。

◇今見たくもないのに、うっかり国会中継を見てしまったら(あまりにも、首相答弁が意味不明でぬらくらなので気分が悪くなるのだ)、共産党の小池さんが、ものすごい迫力で理路整然、調査万全の質問をしていて、首相の答弁はもはや意味不明を通り越して何を言ってるのかまったくもうわからない状態のよれよれになっていた。情けないとか以上にもう、こんな中身スカスカのろくな討議もしていないし考えてもないいいかげんなやり方で、こんな重大な日本の進路と国民の運命を決めるのかと、そのお粗末さ、程度の低さにもうもう、ただがく然とする。
 
そして隣に座ってた麻生さんが、露骨ににやにや笑っている。あれはいったい何なんだ。照れてるのか負け惜しみなのか知らないが、どう考えても絶対にそこは笑う場所ではないし笑う時でもないだろう。
はったおしてやりたいぐらい腹が立って、昔、串田孫一が中曽根さんが出てきたらスリッパでテレビの画面をぶったたくと言ってた話を思い出して、何かないかと探していたらいつの間にか麻生さんはいなくなって、その席は空席になっていた。そして今度は首相自身が答える前に、変ににやにや笑っていた。
もはやちょっと末期症状なのかもしれない。
 
NHKはじめテレビもラジオもどうせ、くだらん編集するんだろうが、首相の答弁はどこをとっても、しどろもどろの支離滅裂であれ編集のしようもないと思うが。とにかく共産党が嫌いな人でも、あの小池さんの質問は全部ぜひネットか何かで、ごらんになるべきだと思います。内容以前にどういうか、首相が何も知らないし考えてないのがよーくわかります。意見のちがい云々の前に、こんな人たちに絶対自分の運命なんかまかせられない。町内会でも小学校のホームルームでもまだもうちょっとはましというレベルです、マジで。
 
私は学生のレポートを山ほど読まされるのですが、ときどき何をどう読んでも何を言いたいのか何を書いているのかまったくわからない文章にぶつかります。まあめったにないのですが、読んでいるともう本当にめまいがして気分が悪くなる。
でも安倍首相の国会答弁って、すべてもうそういうレポートよりひどい。この人はどんな言葉もまったく聞いていないし、心にとどかせていない。頭にも多分。
歴史への冒涜とか戦後への冒涜とか言うより、この人が日夜やってることはねえ、ことばに対する冒涜ですよ。ことばの虐殺と言ってもいいわ。
 
まったく、私は共産党にだっていろいろ言いたいことはあるけど、こんな事態では首相と自民党が一番ショックを受けることをするしか、あの態度は治らないんだろうと思うと、もう、あらゆる選挙で特に支持政党がなかったら、とりあえずとにかく選挙に行って何でもいいから共産党に投票しろと皆に言いたいですね。ちゃんと話しても抗議しても耳を貸さないんだから、とにかく一番いやがるだろうことをしてやるしかないじゃないの。
あの意味不明答弁とにやにや笑いを見たら、真剣にそう思いました。
 
◇そんな話のあとに書くこっちゃないけど、おなじみカツジ猫の話。
ちょっとエロティックな下ネタかもしれないので、おきらいな方はごめんなさい。
 
彼が最近どことなく機嫌がよくて落ちついてるのは、多分ベッドが広くて私とくっつかないで適当な距離を保ってそばにいられるからじゃないかと私はにらんでいます。
実際、もう絶対と言っていいほどかみつきませんし、私からもみくちゃにされても、ぼうっとしているだけで、あまり怒りません。
そして、せっせと身体をなめては、お化粧をしています。
 
昨日だったか、のんびりお尻をついて前かがみになって座って、おなかやしっぽをせっせとなめているので、こっちもぼんやり見ていたら、おなかのあたりに何かピンクのものが見えて、どうしたのかとのぞいて見たら、ふわふわの灰色の毛の中から小さいペニスが飛び出していました。
もちろん彼は去勢していてタマタマはありません。私はあの短い毛につつまれた大きなタマタマがお尻の両側にくっついているのも、かわいくて好きなのですが。
 
やつは私に見られても恥ずかしそうな顔もせず(したら恐いけど)、平然と、きれいなピンクのペニスをおっ立てたまま、ゆうゆうとお化粧を続けていました。
当然いつもは隠れているので、初めて見たのですが、そう言えば昔キャラメルがたしか何度か同じようにきれいなペニスを見せたまま、身体をなめてたような記憶があります。
 
キャラメルとちがって、カツジはいくら悠然と落ちついていても、何かのはずみで、また突然しょげーと自信喪失するもろさは健在だと思うので(笑)、あまり図にのっていじめるのはいけませんが、うちに来て四年、彼もだいぶ落ちついては来たのかもしれません。

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カツジ猫