見えない糸にひかれるように
何だかもう、何をしてるかわからないまま、何かの糸に引かれるように、ずるずる行動しています。
しめ縄やなんかを片づけたので、初詣に行って古札納めもして来ようかと思って、早めに上の家のおばあさん猫グレイスの世話をしに行ったら、エサを食べたあと、変に口を引っかいてる。何かくっついたのかなと思って口を開けてみたら、中が血だらけ。歯が抜けたかな内臓の問題かなと思ってしばらく様子を見たけど、急に死にそうな風でもないから、とにかく獣医さんに電話した。
今コロナで予約制にしているとのことで、何とか夕方五時に予約を入れられた。それまで行っちまえと思って、宗像大社に行き、お参りして「暗闇の中で篝火が消えるような先の見えない日々でしょうが信心を忘れず進んで行けば道は開けます」みたいな小吉のおみくじを引いたあと、少し陽も照って来たので、いつもいっしょにお参りする近くの山の上の鎮国寺まで歩いて移動した。あんまり人も居なくて駐車場もがら空きだったから、車を置いていても大丈夫そうだったし。
二十分ほどかかったのかしらん、無事に登ってお参りして、「すべてうまく行きますが、自分のことだけ考えず、人のためにつくしなさい」みたいな大吉のお守りを引き、いつものようにお酒を買って、ぶらぶら山を下りて、ふと、夕方まで時間もあるし、高血圧の薬も切れかけてたからかかりつけのお医者さんとこに寄ろうと思いついた。
今日が連休明けってことを忘れていたのだ。病院も薬局もすごい「密」状態で、絶対コロナに感染するとびびりながら、薬をもらって、もう時間がなくなったので、大急ぎで家に帰り、グレイスをかごにつめこんで獣医さんとこに飛びこんだ。
途中、あまりに腹が減ったので、スーパーに寄ってポテトサラダサンドを買い、シールでいいですかと聞かれてもちろんOKし、猫をかごにつめこみながら、片手でぱくつこうとしたら、店員め、シールをごていねいに開け口の上にぺたっとはってて、開けられない。ののしりながら袋をひきさき、サンドを二口でかみつきのみこんで飛び出した。
グレイスはやっぱり歯が抜けていただけで、痛いだろうけど、まあ心配はなさそうだった。エサは食べたあとだったし、明日からはちゅーるでもやろう。つめが伸びすぎて、肉球に食いこんでいたのに私が気づかなかったのを、きれいに切ってもらって、よかった。
その後、夕食を作って食べて、友人と長電話していたら、もうこんな時間。お風呂も明日だな。
宗像大社の池のそばの木の枝に、いっぱい小鳥がとまっていたので、写真を撮ろうとしたら、飛び立たれてしまって、結局残ってないのがこれ。
鎮国寺の梅は、もう少し咲き始めていた。ここのはいつも早いのだ。
くう。まだ、どうでもいい、しょうもない話がいっぱいあったのだけど、もう時間がない。今日はこのへんで。