高度プロフェッショナル制度。
◇この件、私も不勉強で出遅れているのですが、とりあえず、こちらを読んで下さい。
さしあたりの私の意見。
今日明日か近日中に、政府がこの法案の強行採決をねらっているということです。
ややこしいことはさておき。
1.あの政府が急いで決めようとすることには、とにかく、ろくなことはない。
2.どう考えても、だいたい今そんなことやってる場合じゃないだろ。あれだけの嘘の弁解もまるでしかろくできてないくせに。
3.そもそも、今のアベ政権には、どんな小さいくだらないことも決めさせちゃいけない。ひょっとしたら、決めた方がいいようなことでも、あの政権には決めさせちゃいけない。ものには順序ってものがあるでしょうが。家の窓ガラスに石ぶつけて割ったやつが、換気扇の掃除をさせて下さいと言ってきてるようなもんですよ。
よって、絶対反対です。以上。
◇あ、もうひとつあった。
先日の北朝鮮に関する谷本先生の講演で、印象に残ったひとつは、「憲法9条は25条とセットにして守らないといけない」、つまり戦争をしないためには、平和の中の生活を幸福なよいものにしないといけない、ひいては「フランス革命は国民が貧困化したから起こったのではなく、豊かになったから起こったのだ」という指摘でした。
言われてみれば私の乏し過ぎる世界史の知識でもそうなんですが、ブルジョワジーが台頭して貴族の独裁に対抗し政治に口出す余裕ができたから、革命も起こったんですよね。でもつい、頭の中の図式では、マリー・アントワネットが贅沢して国民が貧窮にあえいで追いつめられたから革命が起こったとか考えてしまいがちなんですよ。そういう要素もあるだろうけど、国民が豊かになって余裕ができて、政治に関心を抱いたから貴族の独裁を許せなくなった、っていうのがすごく大きいし、欠かせないと思うんですよね。
そう思うと、労働条件を改善し、国民皆の生活を豊かにするということは、独裁者にはすごく都合が悪いんですよ。だからこそ、働き方をどうするこうするという話は、憲法と同様、あんな政権にだけは口をはさませちゃいかんのです。
◇6月16日に河東コミセンで、新婦人主催で、女性問題を語り合う会をすることになりました。10時から12時半の予定です。どうぞ、お気軽にご参加下さい。