黙祷。
◇今日は相当暑かった。それでも、そこそこがんばって、上の家の第二書庫と呼んでいる奥の部屋を片づけて、仕事ができるようにした。ここのエアコンをつけてみたら、きちんと冷房が効いたのでうれしい。明日からはちょっと、ここで避難して作業をするかな。
◇二階のベッド周辺は、あいかわらず快適である。ここの天井につるす丸いハンギングラックを注文したのを忘れてて、電話をもらって、ぎょっとした。もう、そんなのをかける場所がないような気がしたからだが、ちょっと片づけてみたら、何とか行けそうだ。早く引き取りに行きたくなった。
ここでは、あいかわらず「1914年夏」を読んでいる。ジャックやメネストレルたちの熱い議論を聞いていると、彼らが今の日本にいたら、何をどう分析し展望を持ったか、ものすごく知りたくなってしまう。革命について、未来について。戦争について、暴力について。
その一方で、メネストレルにくっついている女性アルフレダの気持ちの悪いことったら。もう何とかしてくれよと言いたくなる。いろいろと。革命家の中の女性って、当時はこうだったのか、こうしか描かれなかったのか。もう本当に、ただいやだなあ。私は前に読んだ記憶がほとんどぶっとんでて、この女性がどうなったか、ぼんやりとしか覚えてなくて、その記憶が正しかったとしたら、やっぱりそうなったかと気分がいいような、ますます悪くなるような、両方のような気がするのよね。
◇カジノ法案の強行採決やら、玄海原発の再稼働やら、毎朝新聞を見るたびに、いろいろと、日本や民主主義や未来やその他に対して、黙祷をささげたくなる毎日だ。早く家の片づけを終わって、研究や勉強の体制を整えて、自分にできることを何か考えたい。