ittaikaだってさ。
◇19歳の女性フリーターが呼びかけた戦争法案反対の札幌での集会とデモは、700人が参加して無事に終了しました。自分の娘、いや孫娘のことみたいに、ほっとしています。写真を見ると、セーラー服の高校生たちも晴れやかに参加していますね。
https://twitter.com/no_war_furueru
東京では雨の中2500人が集まって、法案反対の声をあげました。東京の強みで、大学の先生や有名人など多数のゲストが演説をして、これがただで聞けるなんて何とぜいたくなライブなんだ。
https://twitter.com/SEALDs_jpn
https://twitter.com/chanshimantifa
◇福岡でも今日、6:30から警固公園で、県の九条連絡会議の主催で集会とデモが行われました。たまたま仕事帰りに寄れたので、のぞいてみたら、「むなかた九条の会」のメンバーが旗を持って立ってたので、いっしょにデモまで参加してきました。300人ぐらいいたのかな。それにしても札幌の700人はすごい。
背の高いハンサムな若いお巡りさんが、きびきびと先導してくれたのですが、列が長すぎて、私たちの前で途切れてしまい、いわゆる第二梯団の先頭になってしまいました。しかもそこがちょうどマイクの声の届く空白地帯で、しょうがないから、つい私が「戦争反対、平和を守れ、憲法守れ!」とマイクなしでコールするはめになりました。うーん、体調もいまいちなのにと思いながら、たまには変化もつけないとと「若者を守れ、子どもを守れ、民主主義を守れ、未来を守れ!」などと、新しいバージョンを開拓して叫んで来ました。はー、疲れた、今夜は早く寝よう。
◇タイトルですが…、今朝の「しんぶん赤旗」によると、外国特派員協会が共産党の志位委員長を招いて講演をさせたそうです。その全文が紹介されていて、格調があり筋が通っていて、はあ、これなら外国にバカにされることもあるまいと、ささやかな愛国心のある私はほっとしました(笑)。
その中で志位さんが、首相が「他国の武力行使と一体でない後方支援は武力の行使にあたらない」と言うので、党首討論の時「武力行使と一体でない後方支援という概念が、国際法上あるのか」と質問したら、(たいがい、すってのくっての、ぬるぬる逃げ回ったあとでしょうけど)「ありません」とないことを認めたということを話して、それにつけ加えて、昨年7月に行われた集団的自衛権の閣議決定を政府が英訳(仮訳)したものを読んだら、「武力行使との一体化」というところは、「ittaika with the Use of Foroe」とローマ字になっていて、「一体化」という概念を訳すことは誰にもできないのだと説明しています。聞いた記者たちは大笑いしていたようです。情けないっちゃあ情けない、恥ずかしいっちゃあ恥ずかしい。これこそ自虐法案だろう。
まあ首相も二度目の党首討論のときは、後方支援と言うのを忘れたのか、兵站兵站と連発していたらしいから、ほんとに出たとこ勝負もいいとこの法案ですよ。こんなんで戦地に行かされたり、テロの標的にされたりしてたまるもんか。
◇さすがに今日の毎日新聞の夕刊では、学生たちの反対運動を紹介し、亀井・山崎両氏の政府批判を大きく特集していました。一面には百田氏が沖縄の新聞をつぶさなきゃいけないと発言した(そのけっこうな会議のメンバーが、こうやってまとめられています。ご参考までに。http://matome.naver.jp/odai/2143528747229361801)ことについて、自民党が陳謝した記事。そりゃ、あれを黙認したり報道しなかったりしたら、新聞の名が泣くでしょう。
ただ、その陳謝にいたるやりとりでも、首相は相当末期的な発言をくり返してるようですね。もう何か、いろいろひどいのがありすぎて、さがせないのよ。上記のブログから皆さま見つけて下さいませ(笑)。