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いやいやいや

地方選後半、そう安心もできませんでしたね。市議選では自民党が伸びて共産党が減ってるし。はなはだ問題のある幸福実現党がかなり当選しているし。
いろいろと、気になります。

「破壊屋」ってブログが、ずっと昔から面白おかしく、でも真剣に映画を通して幸福実現党を批判していたのよね。私はそれで、「ああ、この党がまだ議席をとらないだけでも安心」とか、ずっと選挙のたびに思ってきたのですけど。

それにしても首相や自民党が補選の結果に危機感持って騒いでるなら、共産党も少し騒いでもいいような気もする…騒がないところがいいのかもしれないけど。

くさくさするので、久々にハーマン・メイジン「野球天国」から小話をひとつ。故障者つづきのソフトバンクホークスが苦し紛れに二軍から若手をどんどん抜擢したら、皆けっこう活躍し、昨日はその一人の周東選手が3ランホームランを打って大差で勝利したそうですが、彼はもともと足の速さが売りで、その速さってのが、故郷の山で野うさぎを追っかけて走ってるうちに速くなったんだそうで。ちょっとちがうけど、この話をとっさに思い出してしまった(笑)。


掘出しもの
 

スカウトにまつわるエピソードも数多あるが、中でもこれは秀逸。あるスカウトが、すばらしいピッチャーの素質のある少年がいるという噂を聞きこんだ。たずねて行ってみると、少年はおりからうさぎ狩りに出かけるところだというので、スカウトは同行することにした。
二人は、しばらく山道を行ったが、そのうちにスカウトは不意に少年が鉄砲を持っていないことに気がついた。しかしそれから間もなく、少年は右のポケットから石ころをつかみ出し、七十フィートさきにとび出したうさぎをめがけて投げつけ、みごと耳の真後(まうし)ろに命中させた。しばらく後、少年はまたしても同じことをくりかえした。
驚くと同時に納得のいかないスカウトは、たまりかねて切り出した。「しかし君は左ききなんだろう? どうして左手で投げないんだい?」
少年はのどかに答えた。「ああ、だって僕は気絶させるだけのつもりなんだもの。左手を使ったら頭が砕けて、毛皮が台なしになっちまうよ」

 

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カツジ猫